過ぎたこと、過ぎて行くこと  by September30

アメリカに長く暮らしながら日本やヨーロッパを周る著者が、写真と文章と音楽で綴る随筆のようなもの

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桜を追って西から東へ - 日本の旅(1)

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東京 石神井公園


今回の日本の旅は、偶然にも桜の満開を追う旅となった。
4月4日にまず着いた山陰の米子では、空港の駐車場の満開の桜並木が、機中ほとんど眠れなかった疲れた眼に眩しく飛び込んできた。
その数日後の新潟と佐渡でも車で回る先々で満開の桜を堪能したと思ったら、帰ってきた東京でも盛りを少し過ぎたとはいえ、至る所で桜を見た。 とりわけ、滞在した友人宅の近くの石神井公園の2つの池を、ある朝友人とふたりで時間をかけて、花吹雪を浴びながらゆっくりとひと廻りしたことはきっと忘れないだろう。 目まぐるしく時間刻みに忙しかった今回の旅で、初めてゆっくりと日本を味わうことができた朝だった。


それにしても、今回ほど予期せぬハプニングが次々と起こった旅は今までにも覚えがない。

まず出発に際して空港に車を乗り入れた時に紙袋を1つ家に置いてきたことに気がつく。 東京でのブログのサロン会で皆さんに差し上げようと思って用意した数冊の写真集の入った紙袋だった。 それで車をUターンしてわが家に取って返す。
離陸の40分前に空港へ再び戻り、エアラインのカウンターで搭乗手続きをしていて発見したのは、旅行社のミスでシカゴからバンクーバーへのフライトにカナダへの通過ビザが抜けているという。 バンクーバー経由で日本へ飛ぶのは初めての僕は、飛行機を乗り換えるだけでも入国ビザが必要だとは知らず、旅行社は迂闊(うかつ)にもそれを指摘してくれなかった。 エアラインの担当者が電話でカナダの移民局と対応してくれたがビザ取得には数時間かかるので予定のフライトには間に合わないことが判明する。
旅行社とエアラインの間でかなりの時間を掛けた電話対応の結果、ようやく空席のあるフライトを見つけてくれたが、これはシカゴから成田までの直通便だった。 最初の予定では羽田まで飛んでそのままそこで国内線に乗り換えることになっていたので、新しいフライトだと成田に到着後そこから羽田までのシャトルバスを使うという余分な手間が増えたわけだが、その余分な手間を加えても十分に時間が取れたのは、シカゴ-成田の直通便がバンクーバー経由よりはずっと短時間で飛ぶためだった。

やれやれ、これで問題は解決、と無邪気に胸を撫で下ろした僕は実は甘かった。

(続)







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