過ぎたこと、過ぎて行くこと  by September30

アメリカに長く暮らしながら日本やヨーロッパを周る著者が、写真と文章と音楽で綴る随筆のようなもの

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2016年06月24日

新しい生活へ向かって

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表玄関



前に 『中庭のある生活』 で書いたあの1階のアパートが僕らのものになった。
僕らより前にすでに手続きをした1組がいたのでほとんど諦めていたのが、ひょんなことからこちらに回ってきたのにはちょっとした経緯(いきさつ)がある。
つい先日このビルの事務所から連絡があって最上階のペントハウスが空くことになったので、見てみないかと言う。 彼らとしてはわれわれと同様に1階のアパートは最初の1組に決まると見ていたので、今回の新しい物件はわれわれを優先して最初に知らせてくれたらしかった。
そこでさっそく行ってみると…

ビルの最上階 (といっても13階建てのわりと小さな建物なんだけど)の このペントハウスは東向きに部屋が並んでいて、そこからの町全体を見下ろす眺めはたしかにすばらしかった。 部屋数が2ベッドルームに2浴室、それにリビングルームとキッチンというのは1階と同じだが、全体のスペースは1階のそれよりも少し広いだろうか。 日当たりが良いというのが大きな魅力だったが、1列に部屋を並べただけの間取りは、L字型に配置された1階とちがってなんとなく趣きのようなものに欠けていた。 ここではいったんドアを閉めてしまえばそこには外界と完全に遮断された密室があって、外の自然に触れたいときには、エレベーターの中に長いあいだ自分を閉じこめなければならない。 1階のアパートのような、窓の外には常に中庭が見えていて地面に近く生活をしているという安堵感のようなものがなく、そのまますぐに自然の中へ出れる便利さもなかった。 しかも家賃は1階よりも3割増しに近い。
僕らのあいだでは議論の余地はほとんどなくて、「No」 を出した。

ここまで書けば頭のいい読者はすでに事情を察したと思う。
そう、1階のアパートに唾を付けていたあの1組が、僕らのあとにここを見せられてその場で気に入ってしまい、即座に決めてしまったそうだ。 そのおかげで1階のアパートがこちらにまわってきた、という僕らにとってはラッキーな展開になったわけである。


事務所では7月18日を入居日にしたいといっている。
われわれとすればそれはもちろん不可能に思えるが、事務所側ではそれを延ばすことはできないという。 いったん借りてしまえばあとはいつ入居するかはこちら次第だから、7月18日から借りることにして、実際の引っ越しは8月1日ということになるだろうな。
あと1か月とちょっと。

さあ、忙しくなりそうだ。


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裏へ出れば…





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