過ぎたこと、過ぎて行くこと  by September30

アメリカに長く暮らしながら日本やヨーロッパを周る著者が、写真と文章と音楽で綴る随筆のようなもの

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アメリカの旅

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早朝の埠頭
Seattle, Washington USA



40年以上もアメリカに住んでいると人に言うと、さぞかしアメリカ中をあちこちを旅行したことだろうと思われるけど、実際はそれほどでもない。
会社勤めをしていれば旅行をするような長期の休暇はふつうは一年に一度しか取れないし、仕事の出張で出かけるといっても行く先は大体いつも決まっている。 その一年に一度の休暇でも、僕のように外国から来ている人間には母国に時々帰るという 「お勤め」 があるから、それをするともう他の旅行というのはできなくなってしまう。 どうしてもしたければその 「お勤め」 を犠牲にするしかないわけだ。

僕がラッキーだったのは、サラリーマンになる以前に貧乏な写真家をやっていた時期に、出版社の仕事で全米に散らばる20都市を廻らせてもらったことだろう。 その本を今取り出して見ると、けっこういろんな町へ行っていた。

北東部:ボストン、ピッツバーグ、ニューヨーク、フィラデルフィア
中西部:シカゴ、シンシナティ、クリーブランド、デトロイト、ミルウォーキー、セントルイス
西部:ロスアンゼルス、サンフランシスコ、シアトル、デンバー
南部:アトランタ、ダラス、ヒューストン、マイアミ、ニューオリンズ、ワシントンDC

どの都市でも慌ただしい数日間を過ごしだけの旅だから、正当に比較することなどできるわけはないのだけれど、どの都市もそれぞれ独特のムードを持っているということは僕には明確に感じられた。 街や風景だけではなく、そこに住む人々の表情や雰囲気にも微妙な、しかし何となくはっきりとした違いがあった。
その後、上記の都市の大部分はその後何度か行ったが、あの時の第一印象はそんなに的外れではなかったようだ。
   
中でも、シアトルはその後1度も行っていない数少ない都市の一つなのになぜか印象がすごく強くて記憶が薄れていない。
早朝の埠頭を歩いた時の空気の冷たさや、どんよりと曇った空に舞うカモメの大げさな鳴き声まで、はっきりと思い出すことができる。 その頃僕が住んでいたボストンに何となく雰囲気が似てるなあ、と思いながら、この町なら住んでみたいと思ったのを覚えている。 そんなふうに感じたのは、この旅行で廻った都市の中ではシアトルとサンフランシスコの2都市だけだった。 (サンフランシスコにはその後数回行っている)。
今度帰国する時にもし時間が取れれば、シアトル経由の便をとってそこで数日を過ごしてみたいと思っているけど、果たして実現するかどうか。
なにしろ僕を取り巻く3人の女の中で、僕がこれからいっしょに生きてゆきたいのは誰なのか、という問題に帰着してしまうからだ。
3人の女の詳細はこちら



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コメント:

*

結局のところ
妻、愛人、母親と一緒にいたいって・・・、贅沢ですね。
2012/11/13 [のほほん] URL #60nqeuCY [編集] 

* Re: No title

のほほんさん、

ここ数年は浮気心がおさまってヨーロッパにはしばらく行っていません。
今は母(日本)を大事にしてやりたいという心境です。
これもきっと年齢のせいでしょうね。
2012/11/14 [September30] URL #MAyMKToE [編集] 

*

母にあまえたいくせにー。
2012/11/14 [ムー] URL #qiVfkayw [編集] 

*

September30さん、3人の女性、特定しなくてもよいのではないでしょうか...。
いずれにしても、特定せずに生きてらしたわけですし。
日本とアメリカ半々で、時々ヨーロッパ、というのが一番いいような気が...。
2012/11/15 [けろっぴ] URL #/xSEmQmA [編集] 

* Re: No title

ムーさん、

そうですよ~
実の母にあまり甘えた記憶がないから。
2012/11/15 [September30] URL #MAyMKToE [編集] 

* Re: No title

けろっぴさん、

たしかに今までは特定しないでやって来ました。
というのは、好むと好まざるとにかかわらず
優先順位が決まっていたからですね。
その順位を変えなければならない時がもし来るとしたら、
それは今だと思うようになりました。

ところで
先だってのハリケーン・サンディは
けろっぴさんにどんな影響をあたえたのでしょう?
ニューヨーク市内のニュースを見るたびにそれを思っていました。
ブログにおじゃましても更新がないので心配していましたが
きょうのコメントで少しほっとしました。
ありがとう。
2012/11/15 [September30] URL #MAyMKToE [編集] 

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