過ぎたこと、過ぎて行くこと  by September30

アメリカに長く暮らしながら日本やヨーロッパを周る著者が、写真と文章と音楽で綴る随筆のようなもの

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一月のクイズの結果は・・・

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フェッラーラの斜塔
Ferrara, Italy


予想したより難しかったようで、正解はたったの二人。 僕としては、十分なヒントを与えてあげたつもりだったのでちょっと驚いた。
僕が斜塔を見たのはイタリアのボローニャとフェッラーラの二ケ所だけで、ボローニャの方はちゃんと写真を載せているのでここじゃないのは明らかだけど、フェッラーラの方はほんの一言の言及だったから、見落とした人がほとんどだったのだろうと思う。 先月クリスマスの頃に再登場させている この記事の冒頭の二行目を見てください。

それで正解のお二人、ogui さんとわにさんとの間で(文字通り)雌雄を決することになった。
慎重を期するために今回はサイコロの三度振りをした結果、運命の女神は ogui さんに微笑んだようです。
わにさん、残念でしたね。


ogui さん、おめでとう。
住所氏名を非公開コメントにして送ってください。
お好きな写真を指定することを忘れないように。
数日経ってもご返事のないばあいは棄権とみなして次の方を選びます。



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コメント:

* 惜しかったんですね!

残念!
イタリアは是非ともいつか行ってみたい憧れの地、中でもローマ、フィレンツェ、ヴェネチアと共に恋焦がれているのがフェラーラなのです。だから、ちょっぴり私には有利な質問でした。

oguiさん、おめでとうございますv
2014/01/19 [わにURL #- 

* Re: 惜しかったんですね!

わにさん、

残念でした。
わにさんとoguiさんの因縁的な決戦はたしかこれが最初ではなかったですよね。
前回はわにさんの勝利だったという記憶があるのですが、どうも確かではありません。
2014/01/19 [September30] URL #MAyMKToE [編集] 

* フェッラーラと口ずさみながら、なぜか指が勝手にボローニャとつづってしまい

Septemberさん、

ボローニャといえば、その街出身の映画監督ピエル・パオロ・パゾリーニの特集が今月から来月にかけてオハイオ州立大のアートシアターで行われております。

今週は2013年の決算書の報告締め切りにあたり、ずっと残業続きで映画どころではなかったのですが、昨日(金曜)午後の仕事中、僕の携帯に電話をかけてくるなり、最近見たらしい映画のことを「聞いて、聞いて」と無邪気に話し始めたどっかの日本人男性がいました。どういうわけか、曜日を土曜日だと勘違いしているふう、やれやれ。でも氏の映画話を聞いているうち、決算書などほっといて、なんだか映画が見たくなってきました。

氏のお奨めは、「Burning Plain (邦題、あの日、欲望の大地で)」とかいう僕の知らないアメリカ映画だったのですが、まあそれはそのうちということで、八時半まで残業した後、大学まで車を走らせ、九時すぎ上映開始のパゾリーニの遺作「Salò, or the 120 Days of Sodom (邦題、ソドムの市)」を目に行きました。

1976年製作のこの映画を初めて知ったのは、僕が中学生のころ。大阪の三菱銀行で人質事件があり、犯人は機動隊に射殺されるまで人質の数人に拷問にかけ、動機はこの映画に触発されたからだと大々的に報道されてからです。事件の翌日、社会科のクラスで映画好きな進藤先生が、Salòについて触れられ、「完成後監督が撲殺か轢殺され、神を冒涜しているとかで、スウェーデンと日本以外は上映禁止になっているはず」とのこと。いったいどんな映画なのか、殺された監督は他にどんな作品を作ったのか、子供心にも、興味津々でしたが、一生見る機会はないかもと思っていました。

それから30数年経て、Salòの方から僕にさろさろ見てくれと近づいてきたような感じで、何度も目をこすりながら鑑賞しました。零下10度、遅い時間の上映ながら、シアターはほぼ満員、たまに「オー、オッ」とかのため息が漏れてましたが、みんな黙って見ていました。覚悟してきているのか、映画が終わるまで一人も席を立ちませんでした。目をこすったのは、細かい数字をにらむ、寝不足の日々が続いていたのもあるのですが、美しい映像で始まった後、おどろおどろしいシーンが続くので、こんな地獄絵見たくないという視覚の訴えと、イタリア映画ファンを称するなら映画史上指折りの問題作として語り継がれるこの作品を正視すべしという使命感との間の葛藤からでした。

日ごろ見る映画、特にハリウッドものは、客を喜ばせよう、感動させようってのがみえみえのマーケット主導のものばかりですが、この映画には僕の映画に対する考えを久しぶりにリセットさせるような破壊力がありました。サドの原作を元に、ファシズム終焉時の1940年代に時代を移し、パゾリーニは地獄絵の向こうに何を表現したかったのか当分悩ませてくれそうです。映画が品格を失わないのには、音楽の貢献もあり、多分サントラを探すことになるでしょう。

タイトルになっているサロ(原作とは違う)は、イタリア北部にある湖畔に位置する小さな町。地図で見ると、ボローニャやフェッラーラからそう遠くないようですが、Septemberさんはドライブの途中で寄られたことあります?複雑な歴史もあるようですが、アメリカ映画のFargoみたいに、ひょっとして今日イタリアでは、「あの映画に使われた街」として知られているのかしらん。
2014/01/19 [November 17] URL #WV4V227M [編集] 

* おおおおぅ!

嬉しいです。
わにさん、ありがとうございます。

写真選び、少し時間をください。楽しみます。
2014/01/19 [ogui] URL #- 

* Re: おおおおぅ!

ogui さん

棄権をすると優勝はわにさんに移りますよ。(笑)
2014/01/19 [September30] URL #MAyMKToE [編集] 

* Re: フェッラーラと口ずさみながら、なぜかボローニャと書いてしまいましたが

November さん、

あははは、曜日を間違えて電話を掛けてきた日本人とは私のことですが
ブログを始めて以来アメリカに住みながらブログは日本時間に設定しているだけでなく
知り合った人達との交信やスカイプなどいつも日本時間が頭にあるので
自然と二重生活を送るようになったせいです。時々混乱するのです。
身体はアメリカにあって、心が日本に行っているからでしょう。

「120 Days of Sodom」 は見ていませんが、見たい映画かどうかというと疑問です。
見ても多分途中でやめてしまうような気がする。
サロという町はずっと北部でミラノよりもさらに北にあるのでボローニャからは近くではありません。
その前のイタリア旅行ではミラノまでは行きましたが・・・

『ハリウッドものは、客を喜ばせよう、感動させようってのがみえみえのマーケット本位のものばかりですが・・』
私も全く同感です。
それで最近はもっぱらイギリス映画にハマってしまって映画だけではなくテレビドラマなどもずいぶん見ました。
ハリウッド映画に慣れてしまった目にはとても新鮮です。
最近のお気に入りは "Foyle's War" という犯罪モノの連続テレビシリーズで、
時代が1940年代のナチの攻撃下にあったイギリスということや
場所の設定がロンドン郊外の小さな町で、美しい町や田園の風景が映し出されているうえに
主役のチーフインスペクターが引退前の初老の、絶対に笑顔を見せないが心は優しい、というキャラクターで
最初から全部を通して見ました。

犯罪モノはまず最初に殺人があってその犯人を追う者達のドラマを描く、というのが定番ですが
この "Foyle's War" では、時としてドラマが半分近く進むまで誰も殺されなくて
その状況を取り巻く人間たちが描かれていたりするのも好きなところです。

あの 「マスターピース・シアター」 の雰囲気だといえばどんな感じかはわかるでしょうか。 

2014/01/19 [September30] URL #MAyMKToE [編集] 

* Re: Re: フェッラーラと口ずさみながら、なぜかボローニャと書いてしまいましたが

Septemberさん、

そう、普通のオハイオアンより14時間先を生きている「アシッタの人」は、われらがSeptemberさんでした。さらに一日進んで、「アサッテの人」だったら、何年か前の芥川賞受賞作品の登場人物になぞらえたのに。

Foyle's Warは聞いたことないですが、かみさんはさすがに知っていて、勤務先の図書館でもそろえてあるから、(彼女の)スキーシーズンが終わったら見てみようかと言っています。英国映画については、「長距離ランナーの孤独」をはじめとする、“怒れる若者たち”と呼ばれたフリーシネマ世代が大活躍した50年代後半から60年代前半ころの作品が一番好きですが、今でもオスカー本番で本命視されていたハリウッド映画をたまに負かしたりするとちょっと愉快です。

話はそれますが、1980年アメリカとの合作の、19世紀のロンドンを舞台に、奇形の主人公が亡くなるまでを描いた暗い映画、The Elephant Man見られたことありますか。金曜日の電話でも話しに出てきたアンソニー・ホプキンスも医師の役で出ています。もし見られていたら、終わりの方で、こにくらしい少年がElephant Manの目に向けて吹き矢を放つシーンを覚えていませんか?クソガキは、僕らのアパートの大家さんが子供の頃演じているのです。ロンドン出身の彼から初めて聞かされた時、信じがたくて、ビデオを借りて見直すと大家でした。

アメリカのドラマ番組の場合、ストーリーが継続していくタイプのものは、視聴率が低くなると、途中で打ち切りになったり、シーズンが一旦終了した後、いつまでたっても次が始まらず、消えてしまっていたなんてことがしょっちゅうです。シーズン途中でも、その放送時間帯に数週間前のが再放送として平気に割り込んでできたりすると、いらいらします。

人気があるドラマでも、長くなると当初重要な役と思われていた登場人物が、視聴者に飽きられたのかいつの間にか消えたり、インパクトのつよい人物が突然不自然に加わっていたずらにストーリーを複雑化させたりします。視聴率主義丸出しの手口は、味方同士のレスラー間で突然痴話騒動が始まったりして、因縁化して盛り上がるプロレスのシナリオと一緒です。

はじめから見なければよかったと失望したりすると、アメリカ生活で心の支えになるかと日本から唯一持ってきたドラマ「北の国から」のビデオを、口直しに第一話から見直したりします。特別編含め全話持っているので、吹雪に埋もれてしまった子供とそのおばの生死が翌週に持ち越されたまま、突然番組自体がなくなってしまうなんてことありませんし。こんな寒い夜には、懐かしいテーマ曲が聞こえてきそうで、あー、あー、ああああ、あーあ♪あっ、Septemberさん、これ知らないって言われてましたね、失礼。
2014/01/20 [November 17] URL #WV4V227M [編集] 

* Salò o le 120 giornate di Sodoma

Septemberさん、

1月のクイズのヒントが頭から飛んでしまったのは、あの時のコメント欄のせいで、それも特にNobemberさんのせいです。なんて書こうとしていたら、「ソドムの市」というどっかりと重たい話題に見舞われてしまいました。

ご存知かもしれませんが、この映画は原題で検索するとネットで全編を見ることができます。字幕がないから私はセリフはほとんどわからないし、辛いシーンが多くて、見ることができるといっても、実際には、むぅりぃ。。。 とびとびに見たあげく途中でやめました。

Novemberさん、

ソドムの市は、内容だけではなくて、テーマ曲の美しさと中身のおとろしさのコントラストもわけがわかりません。そういえば、エログロつながりでいうと、ペントハウスの「カリギュラ」を思い出すけど、あのテーマ曲は(良し悪しはともかくとして)合ってるというか違和感がないかも。
2014/01/20 [うらら堂] URL #PTRa1D3I [編集] 

* Re: Re: Re: フェッラーラと口ずさみながら、なぜかボローニャと書いてしまいましたが

November さん、

"The Elephant Man" は見ました。
ずいぶん昔のことなので中に出てくるという子供(大家)のことはまったく記憶にありませんが
その子役が今はNovemberさんの大家だなんてなんという話しでしょう!
彼がその後コロンバスのアパートの大家になるまでにどのような変遷を経てきたのか
興味深いですね。

私の皮膚病の最悪時には体のあちこちにカサブタが出てきたことがあり
あ~あ、とうとう象男になってしまった、と泣いたものです。(笑)

奇形の主人公で思い出したのは確か80年代だったと思うけど
あのシンガーで女優のシェア(Cher)が出た"Mask" というアメリカ映画を思い出しました。
あれは良い映画でしたよ。

私が70年代の初めにフィラデルフィアのヒルトンホテルでピアノを弾いていた頃
同じクラブのショーで Sonny and Cher の二人とステージをともにしたことがあったので
その後のCherが女優としてどんどん成熟していくのを見ながら感慨深いものがありました。
確か、Silk Road も彼女とメリル・ストリープだったと思います。


2014/01/21 [September30] URL #MAyMKToE [編集] 

* Re: Salò o le 120 giornate di Sodomaは困った映画、その効用

ああっ、うらら堂さん、

掲題に原題入れた上で、それで検索するとネットで全編見られるなんて書いちゃって、、、Septemberさんいわく100万の読者の方々が次々に見てしまうと、ホラー映画「リング」みたいに、サダコさんじゃなくて、サドさんの怨念が世界中に広まってしまうーっ!

一月のクイズからの連想で、あの映画のことを書いてしまった当人としては、「見ないでくださーい」と付け加えておきますが、「こわいものみたさ」ってのは人間のどうしようもない性なので、もう取り返しがつかないかも。パゾリーニ監督は飽食の時代に対する批判もこめたらしいので、元旦に一大決心して始めたダイエットがそろそろ続かなくなりそうな方には多大な効果があるかもしれません。

最初のコメントには入れませんでしたが、大阪の人質事件から数年後、「ソドムの市」は、福岡のテアトル西新って名画座でリバイバル上映されました。高校生の僕は、一人で見る度胸がなくて、コーラくらいおごるのでと言ってクラスメート数名を誘って放課後に見に行ったのですが、入場を断られてしまいました。がーん、成人指定というのを知らずに、うかつにも学生服のままで行ってしまった愚か者ども。機転がきけば、いつかSeptemberさんにお貸しした、北野武監督作品「Kids return」の中の高校生のようにに、制服を裏返しにして背広のようにごまかしたのに(ありえない)。

最後になりますが、僕のコメントによりではなをくじかれたようなことを書かれておられますが、何がまずかったのでしょう。僕の唯一の欠点である博多弁は今年は封印しておりますが。ともあれ、本人は全く意識しないうちに、人を傷つけてしまっていたとは、mi dispiace だす。そういえば、映画、ご覧になっていてイタリア語の勉強になりませんでしたか?僕はほんの数語だけですがピックアップできました。
2014/01/21 [November 17] URL #WV4V227M [編集] 

* Re: Re: Re: Re: フェッラーラと口ずさみながら、なぜかボローニャと書いてしまいましたが

Septemberさん、

うーん、Cher とThe Elephant Man に出てくるいたずら小僧だと「知人の有名人」としては、比べ物になりません、とほほ。

メリル・ストリープとの共演作品は、ぷっ、酔っ払ってますね、Silk Roadじゃなくて、Silkwood(人名)だす。マルコポーロはでてきません。
2014/01/21 [November 17] URL #WV4V227M [編集] 

* すみません

Novemberさん、

ご心配をおかけして、こちらこそ本当にすみません。でばなをくじかれたなんていうことではありません。Novemberさんのせいでコメント欄が楽しくなりすぎて元の記事のことを忘れてしまったと言い訳したかっただけです。お酒の買い出しと聞いただけで、そもそもの目的地が大聖堂だったことを忘れたくらいですから。それに博多弁については、博多弁自体がだめなわけじゃないって書いたのに封印なさらなくても。。。

それからソドムの市の件、そんなにやばかったですか。どうしましょう。
2014/01/21 [うらら堂] URL #PTRa1D3I [編集] 

* ソドムの市

20代の頃、
今は閉館になった歌舞伎町の映画館で見ました。
一人で見たのですが、その後、気分が悪くて
閉口しました。

ずっと忘れていた昔の時間に連れていかれる不思議な場所です、ここは。

それも度々。
2014/01/21 [たま] URL #6moyDOY6 [編集] 

* Re: Salò o le 120 giornate di Sodoma

うららさん、そして November さん、

あ~
見てしまいましたよ。『ソドムの市』 
清純派のうららさんでさえ見ようという気になったのだから
汚れきった私に見れないはずはない、とちゃんと最後まで通して見ました。
「獣姦の世界へようこそ」 という映画ですが、普通のセックスをすると
あの若い二人のように銃殺されてしまう。
倫理でも宗教でもなく、規律だけの世界の恐ろしさは過去のナチやファシズムだけとは云わず
現代でもそのまま残っている、と感じました。

エログロのエロの方なら大抵のことに驚かないのですが
あの世界の経験があまりない私には、理解はできても究極の喜悦としての実感は残念ながらありませんでした。
そしてグロの方はというと、いたたまれなく目を背けてしまった場面がいくつかありました。
イタリア映画の伝統である残酷的ともいえるあのイタリアン・レアリズムが、
昔の『鉄道員』や『自転車泥棒』以来綿々とここにも生きているのを痛感しました。

見終わったあとの衝撃に浸りながら、うっすらと私の心に浮かび続けていたのは
「耽美」という感情だった、と言ったらきっとびっくりするでしょう。
映画全体の、鮮やかさを抑えた渋い色調は私の好みだったし
終始流れるショパンのピアノ曲は、あれ以外にピッタリの音楽は考えられません。
衣装も舞台となる館も、場所と時代を超越した美しさがあり、といってフェリーニの世界のような無機的な美ではなく
ハッタリのない地味なカメラワークがすばらしく、画面の構成は完璧でした。

唯一の傍観者として存在したピアニストが最後に自殺しなければならなかったのは
狂気の世界には生きられない正常な神経の持ち主の宿命でしょうね。

字幕がないので熟女の売春婦が語るエロ話がまったく分からなかったのが残念です。
よし、
またもう一度イタリア語に取り組もう!
2014/01/22 [September30] URL #MAyMKToE [編集] 

* Re: ソドムの市

たまさん、

20代の頃にあの映画を見よう、という気になったというたまさんに敬意を評します。
今なら味覚道を追求して偉大な食通になってしまい、しかもゲテモノ好きのたまさんだから、
あの映画の味も良く賞味できるかもしれませんね。
いや、これは冗談です。怒らないで.... (笑)
2014/01/22 [September30] URL #MAyMKToE [編集] 

*

無理です。
私はヘンタイ○○は無理!

納豆はグロではありません。

海鞘、
海鼠腸、
鰒の白子の糠漬、
鱈の白子ポン酢、
烏賊の黒作り、
レバテキ、
モツ鍋。
ちょっとした嫌がらせ!笑!
2014/01/22 [たま] URL #6moyDOY6 [編集] 

* Re: No title

たまさん、

納豆のような、見た目といい臭いといい(味は食べたことがないからわからない)グロテスクで怪奇なものを
「あ~美味しい」と言ってズルズルと平気で食べれる人にとっては、(こう書いていていきなりゲーッときました)
たしかにあの映画の中の料理では物足りないかもしれませんよね。

たまさんのこのリストにあるようなものが、あの映画に出てきたとしたら
私はその場で見るのを止めたのは間違いのないことです。
人間としての最小の尊厳は失いたくないから。
2014/01/23 [September30] URL #- 

* そして音楽担当は、マカロニウエスタンのエンニオ・モリコーネ

さすがはSeptemberさん、 エログロあふれる二時間が終わった後、そこの残ったのは「耽美」だったとは。

先週末、大スクリーンで見れた興奮から、思わず書いてしまいましたが、映画の名前くらい知っていても、品格と優雅あふれるSeptemberさんの読者の方々の中に、見た方も、今後見る方もそうはおられまいと思っていたのですが。歌舞伎町でしっかり見られていたたまさんといい、ソドムの輪はどこまで広がっていくのでしょう。

The Criterion Collectionというビデオ(DVD)会社があり、埋もれてしまった過去の名画を海外のも含めて次々にDVD化しているのですが、「ソドムの市」も当然のように選ばれ、かなり詳しい検証がボーナス版でついているそうです。買うにはちょっと抵抗あるので、さっきサーチしたら、近所の公立図書館(かみさ んの勤務先ではない)にDVDが置いてあるのが分かりました。図書館の棚に普通に並んでたりすると、美しいパッケージ(サロの湖畔の遠景)に惹かれて内容を知らずに借りてしまう人もいるでしょうに。

www.criterion.com

四人のやり手婆(語りべ)が四人のファシストを官能話に引き込んでいく各章の導入部は、いい味出ています。タラリラーと歌いながら踊りだし、少女のころの体験を嬉しそうに話し出すマダムはほとんどディートリッヒ。Septemberさん お気に入りのピアニスト(楽器での語りべですね)が、ファシストの中で一番凶暴な司教がかんしゃくをおこした時、とっさに楽器を離れ、別のやり手婆と即興でヴォードヴィルを演じ(しかもフランス語で)、少年少女たちまで笑わせようとするところなど泣かせます。ファシストじじいたちのせりふも哲学交じりで、頭はいっちゃってますが、みな相当のインテリだとうならせます。

僕が一番好きなのは、Septemberさんも書かれた「普通のセックスをすると あの若い二人のように銃殺されてしまう」シーンです。その犠牲者の一人である、若い兵隊が、死を覚悟した際、四人の悪魔じじいにむかって無言のまま左手のこぶしを上に掲げます。四人はほんの一瞬ですが、ピストル握った手をさげて動揺の表情を浮かべます。1989年の天安門事件で戦車の前に立ちはだかった一人の中国人学生を思い出してしまいそうな、武器を持たずに権力者たちをひるませる見事なシーンでした。

性の三部作を完結させたパゾリーニ監督は、死の三部作を作ることを決め、その一作目が「ソドムの市」の地獄絵だったそうです。(殺されずに)あと二本も作ってたら映画史は変わっていたかもしれません。アパートから歩いていけるオハイオのアートシアター、パゾリーニ特集があと三週間続きます。行きはよいよい、帰りは怖い。

Septemberさん、イタリア語の上達を待つべきか、英語字幕のDVD注文すべきか。買っちゃったら、ナイーブなGreen Eyesさんは緑の目をつりあげて怒るかもしれませんが、肝がすわっていそうな娘さんなら楽しまれるかもしれないですね。今晩も冷えそうですね、明日の朝はスバル号のエンジンかかるかなあ。
2014/01/23 [November 17] URL #WV4V227M [編集] 

*

これもちょっとした冗談です。怒らないで下さいな。 (笑)

映画はあまりに昔で細部は覚えていまん。
というか、衝撃的すぎて。
色彩は確かに美しかったような。
耽美的と言う余裕はありませんでした。

もう一度見る勇気もちょっと、、。
ちらっとならいいかしら。
2014/01/23 [たま] URL #6moyDOY6 [編集] 

* Re: そして音楽担当は、マカロニウエスタンのエンニオ・モリコーネ

November さん、

四人のやり手婆の独演は難しい役だと思いました。女優としての演技の見せ所なのでしょうね。
彼女たちの話を聞いている最中にすでに同質の男たちがムラムラとして来るのを見て
いったいどんな話なのだろう、と言葉がわからないのが悔しかったのです。

それにしても何とまあ、美しい少年少女達(?)を集めたものだと感心しました。
純真無垢な彼らが120日の間にいつの間にか想像もしなかった倒錯の世界へ落ち込んで行くさまは
独裁者による洗脳というのはこうやって伝染病のように人々の心を侵食していくのだな、と
恐ろしさを感じます。

パゾリーニの製作した映画で私が今までに見たのはたぶん『デカメロン』だけかなあ。
細部は記憶に残っていないけどあの全編を通しての暗い色調だけは覚えています。
シアターでのパゾリーニ特集、今後の報告をお待ちします。
2014/01/23 [September30] URL #MAyMKToE [編集] 

* Re: No title

たまさん、

怒ってなんかいませんよ。(笑)
悪には悪を持って報いる、という私流の戦法です。

もう一度見ることをぜひお薦めします。
20歳の頃に見た時と、それから50年後の現在のたまさんの間に
どんな違いがあるのだろう、ととても興味があります。
2014/01/23 [September30] URL #MAyMKToE [編集] 

* Re: Re: そして音楽担当は、マカロニウエスタンのエンニオ・モリコーネ

Septemberさん、

サド子さんの原作に従ったといえばそれまでですが、あの子達は演技経験のない本当の未成年だったようで。マダムといい、ファシストといい、そして絶倫男たちといい、、、CGのない時代に、下手な小細工しているようにも見えず、すべて本物を実写したのかな。そして、みなさん、最後に殺されちゃったのかしらん。ついでに監督さんも?

さて、アートシアターの名は、Wexner Center。オハイオで一番金持ちで、寄付の額も半端ではない、Les Wexner氏の名前を取っております。この週末、Wexnerになんと日本のアングラ「庭劇団」がやってきます。'Penino' とついているので、イタリア語かと思っていたら、男性のあれと主宰のタニノさんの名前をくっつけたそうで。おかげでこの週末も、アサッテの人の気分にひたれそう。

www.wexarts.org

去年は、平田オリザさんの劇団青年団が来ました。チケット完売。オリザさんが目の前をうろうろされてたので、サインしっかりゲットしました。以前は、百物語の白石加代子さんなんかも。ではこれから、パゾリーニの「アッカトーネ」を見に行ってきます。外はマイナス15度、歩くと行き倒れしそうなので、スバル号出動。

2014/01/24 [November 17] URL #WV4V227M [編集] 

* Doraemon - dalla terra al lontano futuro

Septemberさん、

ドラえもんだけじゃなくてのび太さんも私もアニメの中ではイタリア語でしゃべくりまくっていますから、Septemberさんならきっとマスターできます。応援しています。
2014/01/24 [しずか(昼の部)] URL #6facQlv. [編集] 

* Re: Re: Re: そして音楽担当は、マカロニウエスタンのエンニオ・モリコーネ

November さん、

そうですか、アメリカに居ながら日本の芝居をけっこう見てきたのですね。
コロンバスはさすがに大都会、それにオハイオ州立大学があることも大いに関係するのでしょう。
デイトンで日本からの公演を今まで私が見たのは、歌舞伎、狂言、ぐらいで現代の芝居はまったく見ていません。

このところ、belrosaさんのおかげで遅まきながら演劇の世界に目を開かされました。
そういえば彼女は現在、『どん底』の公演の真っ最中でブログどころではないようです。
ゴーリキーの古典を戦後の昭和の横浜に設定した、演劇史上に残るべき作品のようです。
あのうらら嬢はラッキーにもすでに見に行かれたようですよ。
2014/01/24 [September30] URL #MAyMKToE [編集] 

* Re: Doraemon - dalla terra al lontano futuro

しずか(昼の部)さん、

以前にイタリアに行った時に1年ほどかけて集中独学して
日常会話がどうやらできるところまでいっていたのですが、
その後使わないとやっぱり忘れてしまうものですね。
また一からやり直しです。

ドラえもんのドラマの未来版のようなのがあるのでしょうか?
2014/01/24 [September30] URL #MAyMKToE [編集] 

* Re:Re:Doraemon - dalla terra al lontano futuro

Septemberさんに続いて、僕も、しずか(昼の部)さん、

へえっ、イタリアでもドラえもん、人気あるんですね。アメリカでは、のび太の性格がアメリカ人好みではないとかで、なかなかマーケットで成功しないって聞たことあります。実際にはのび太系優柔不断なアメリカ人は、僕の周囲にもたくさんいるようですが。単に、自分を見ているようでそれに絶えられなかったりして。

ドラえもんの声優さんというと、「ボク、ドラえもん」の大山のぶ代さんがあまりにすばらしかったので、YouTubeで見ると、イタリア語の吹き替えさんちょっと違和感あります。慣れてしまえばそうでもないのでしょうが。

ところで、イタリアでも由美かおるさん、じゃなくて、しずかちゃんの入浴シーンのファン結構いるのかな。のび太さんのエッチ!
2014/01/25 [November 17] URL #WV4V227M [編集] 

* 管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます
2014/01/26 []  # 

* Re: お願いいたします

ogui さん、

了承です。
お父様のために心を込めて写真を焼きましょう。
2014/01/26 [September30] URL #- 

* イタリア語の教材

Septemberさん、

わかりにくい書き方をしてすみません。(うらら堂さん方式で書くべきでした)とっくに気づいておられるような気がして、ぐずぐずしていたのですが、Doraemon - dalla terra al lontano futuroというのはアニメのタイトルです。イタリア語の教材としては、「ソドムの市」より実用的です。たぶん。(たぶんというのは、Septemberさんがどんなときにイタリア語をお使いになるのか、しずかには想像できないからなんですけど)
2014/01/26 [しずか(昼の部)] URL #PTRa1D3I [編集] 

* Re:Re:Doraemon - dalla terra al lontano futuro

のび太さん、

東南アジアではドラえもんは大変な人気者らしいけど、イタリアではそれほどでもないんじゃないかしら。ドラちゃんの声はイマイチですか?しずかは結構いい線いってると思うのだけど。それにしても、入浴シーンが気になるなんて、のび太さんはエッチというよりおこちゃまなのだと思います。

ところで、Novemberさんたら、見ないで見ないでって言いながら、「ソドムの市」っていう映画のことたくさん書いてるから、きっとホントは見てほしいのよ。わたしたちも大人になったら見に行きましょうね。あ、でも、だれといっしょに行くかは、そのときになってから考えることにするわね。
2014/01/26 [しずか(昼の部)] URL #PTRa1D3I [編集] 

* Re: イタリア語の教材

しずかさん、

ああー、それでわかりました。(笑)
そうですそうです。
気が付かなかったけどイタリア語の勉強にはたしかにアニメは最適ですよね。
映画よりもずっとわかりやすい。
良いことを教えていただきました。
ありがとう。
2014/01/26 [September30] URL #MAyMKToE [編集] 

* Re:Re:Re:Doraemon - dalla terra al lontano futuro

しずか(昼の部)さん、

あっ、それはドラえもんが貸してくれた「どこでもドア」の向こう側がたまたま源家の浴室であったわけでして、意図的にしずかちゃんの入浴時をねらったわけでもなくて、事情と偶然が重なりまして、実はどちらかというと「キューティーハニー」の方が、、、(以下、延々と言い訳が続く)

昔オハイオ州立大学に通い始めた頃、授業で隣りに座っていた台湾人のイーチェン女史が、授業の後、突然「ワタシ、シズカに似ていない?」と聞いてきたことがあります。何のこと言っているのか分からずにいると、ドラえもんキャラクターの文房具を彼女の四次元ポケットから、ではなくパースから次々に出して見せてくれました。僕がのび太似の日本人と見えたのでしょうか。ちなみに、彼女自身の外見は、どちらかというと骨川スネ夫のママ風でしたが。

さて、オハイオで知り合った日本人男の中で、東京にいたころアダルト映画雑誌に勤めていて、新作紹介の担当だったという方がいます。何千というアダルトものを見てきた彼ですが、なかには耐え難いエログロ度(厳密にはグロ度でしょう)の作品もあったそうです。そんな映画に対しては、紹介文の中で批判すると製作会社だったか配給会社だったかとの関係が悪くなるという理由で、「そっちの方のマニアには超オススメ」とか書いて茶を濁していたそうです。

「サドモノ市」はそんなんじゃないので、大人になったらぜひ。「見ないでくださーい」は、映画とはデートの際や子供と一緒にポップコーン片手に見るものだという人、僕の義母のようにオナミダ・チョーダイ系が好きな人、博多の父のように映画のよさは娯楽度に比例すると信じて疑わない人たちには、そう言い続けますが。

Septemberさんも触れていますが、例えば構図のすばらしさは、(ストーリーや登場人物に対する好き嫌いはあっても、一部からは傑作と言われているホラー映画)「The Shining(邦題、シャイニング)」に匹敵するんじゃないかなと思ったり。ジャック・ニコルソン演じる小説家志望の主人公がOverlook Hotelから戻ってこれなくなるよう、ミイラ取りがミイラになってしまうよう、サドモノ市から帰ってこれなくなる人も出そうで、怖くもあり、、、(以下、モニターに向かって延々と冬のひとり言が続く)
2014/01/27 [November 17] URL #WV4V227M [編集] 

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2014/02/04 []  # 

* Re: 素晴らしい!!

ogui さん、

無事着いたようですね。
あの写真は前回の個展の中の一枚でもあります。
2014/02/04 [September30] URL #MAyMKToE [編集] 

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