過ぎたこと、過ぎて行くこと  by September30

アメリカに長く暮らしながら日本やヨーロッパを周る著者が、写真と文章と音楽で綴る随筆のようなもの

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セギュレの石畳

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石畳の路
Seguret, France


セギュレはフランスの南東、ヴォクリューズ地方にある山の上の小さな村だ。この村に魅せられてしまった僕は2年続けてここを訪れている。そして相当な数の写真を撮った。
旅先で発見した場所への自分の興味度と、そこで撮影した写真の枚数とは正比例するものだ。その公式で行くとこのセギュレの村は今までの旅行の中でもたぶんトップにくるかもしれない。

セギュレは標高500メートルほどの、遠くから見ると茶碗を伏せたような小さな山の中にある。だからこの村の道はすべて坂道だった。車がようやくすれ違えるくらいの細道が入り組んでいて、それはすべて石畳の路だった。加工されていなくて上面だけが平らに削られた様々な形の石がきっちりと敷き詰められていた。そしてレールのように続く2条に嵌(は)められたレンガ状の石は馬車の車輪の幅に合わせてあるのだろう。

ジグザグパズルのように、1個1個の石をていねいに嵌め込んでいったに違いない。気の遠くなるような辛抱強い作業だと思った。現代の石畳のように石の隙間にコンクリートを流し込むようなことをしていないから、雨水は坂道を流れないで自然と地面に吸い込まれる。溶けた雪も同じだろう。
何百年もの昔に造られた石の坂道を登りながら、改めて人間の力の偉大さを思った。

このセギュレの事はすでに何度か書いている。

Once upon a time
セギュレ、そのあと


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コメント:

*

セギュレに魅せられてしまったSeptember30さんの、そのセギュレの写真に魅せられて、September30さんのブログ(もちろん昔のほうでしたが)にお邪魔するようになり、もう7年くらいになるでしょうか。いつかそこに行ってみたいと思いながら、昨年9月に旅行した際、セギュレに行ってみたいな〜と思いながら、鷹巣村だったら同じかも、と思ってエズ村に行きましたが、セギュレよりももっと観光地化されていたようです。もっとも、車を運転せずに行かれる所、という制約がありましたので、セギュレに行くのは難しいことのようです。でも、いつかぜひ行ってみたいです。
2015/03/02 [けろっぴ] URL #ok7oinrE [編集] 

* Re: No title

けろっぴさん、

Èzeの鷹巣村はテレビの旅行番組で何度か見ました。
眼下に地中海が広がるすばらしい景観の村ですね。
それだけに多くの観光客をひきつけるのがうなづけます。
それに比べるとセギュレは観光地化の点ではゼロに近く、2度行って只の一人も観光客を見ませんでした。
以前の記事の中のレストランでも、客は山のふもとにある幾つかのワイナリーに来た地元の人ばかりでした。

次回に南仏へ行かれるときはぜひ寄ってみてください。
あの場所をけろっぴさんとシェアできたらいいなあ。
だいじょうぶ。
日本と違って、何年先になろうとも変わり様が無いのがヨーロッパの良い所です。
そのままの姿で待っていてくれますよ。
2015/03/02 [September30] URL #MAyMKToE [編集] 

*

September30さんが、そもそもこの村を知ったきっかけは何だったのですか?
普通の観光ガイドブックなどには出てきませんもの。

エズ村に行くのに、公共のバスに乗ったのですが、スコットランドやイギリスから来ている人が多かったです。
バスがなんと一時間遅れて発車、しかも乗る人が順番を全然気にしないのを皮肉って、『大陸の人たちはこうだからね。』と言うのを聞いて、日本人みたいなこと言ってる、と思って苦笑してしまいました。
島国の人の共通項ってありますよね。
イギリスから週末だけ遊びに来たというおじいさんと、オペラ談義でもりあがったり、楽しかったです。

と話が脱線してしまいましたが。
セギュレは、そういう意味では観光客の手あかのついていない、本物の鷹巣村なのですね。
ワインが美味しくなる季節に、September30さんとこの村でお会いできたらいいですね。
私がリタイアするまで待っていてくださいますか?(笑)
2015/03/03 [けろっぴ] URL #ok7oinrE [編集] 

* Re: No title

けろっぴさん、

セギュレに来たのは全くの偶然です。もちろん名前も知りませんでした。
車で独りで走り回っていてこの山のふもとを通り過ぎた時に、気がついたら引きつけられるように坂道を登っていました。
もし同行者がいたらたぶんそのまま通り過ぎていたでしょうね。

『大陸の人たちはこうだからね。』 は私も何度も経験しています。
日本人から見ると唖然とするような割り込みやマナー無視を堂々とする人達はどこへ行っても必ず居ました。
あれは気分の悪いものです。

セギュレの強烈な印象をもとに書いた文章がもう一つ見つかったのでここに載せておきましょう。
けろっぴさんのコメントもそこにありますよ。
http://blog1942.blog132.fc2.com/blog-entry-131.html

いつか必ずここで会いましょう。
2015/03/03 [September30] URL #MAyMKToE [編集] 

*

ここはSeptember30さんが「来たことがある!」と感じた場所でしたね。
子供のころは私もデジャブ体験をよくしました。
「この坂を上がり右に曲がるとに白い家があり犬がいる」と思うと、
本当にそのとおりの家と犬があるのです。
行ったことが無いはずの場所で、どうしてこういうことが起きるのか?
今はそういうことは起きません。

この石畳の道を見た途端に思うのは、
ヒールの靴では石に踵が埋まって歩けない。ということ。
現実的になってしまいました~~(笑)



2015/03/04 [ムー] URL #qiVfkayw [編集] 

* Re: No title

ムーさん、

そう、石畳は女性泣かせでしょうね。
もっともここにハイヒールで来る人はまずいないだろうとしても
石と石の感覚が大きく開いている箇所が少なくないから
普通のヒールでもはまり込んでしまうかも。

デジャブは私は経験したことは無いと思うんだけど
あるいは夢と同じでとっくに忘れちゃってるのかもしれません。
デジャブは、疲労などで身体の状態が普通でない時に起こるものだ
とどこかで読んだ記憶があります。
2015/03/04 [September30] URL #MAyMKToE [編集] 

*

なんか私はどうでもいいコメントばかり書いてますね。
すみません。
2015/03/05 [micio] URL #O/XG6wUc [編集] 

* Re: No title

micio さん、

micioさんらしくないことを言ってるね。
コメント欄は交流のサロンだから
何を書いてもだいじょうぶ。
気にすることは全然ありません。
2015/03/06 [September30] URL #MAyMKToE [編集] 

*

michioさん、
私はmichioさんのコメントをいつも楽しく読ませていただいてきましたよ。それに、ここはSeptember30さんさえOKなら、何を言っても(書いても)だいじょうぶなんだと思ってきました。そうでないと、コメントするたびに考え込んじゃう。気楽にいきましょうよ。コメント楽しみにしてます。(ってここは私のブログじゃないって。(笑))
2015/03/06 [けろっぴ] URL #ok7oinrE [編集] 

*

Sepさん、けろっぴさん、ありがとうございます。
今日は良い日だなあ。
2015/03/06 [micio] URL #O/XG6wUc [編集] 

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