過ぎたこと、過ぎて行くこと  by September30

アメリカに長く暮らしながら日本やヨーロッパを周る著者が、写真と文章と音楽で綴る随筆のようなもの

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ウサギのクイズの結果は?

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Ⅰ ウサギが3匹


正解は17匹

出題した時点では、易し過ぎてまちがいなく全員が正解だろう、と予想したのが裏切られて、正解は4人だけ。
(不正解だった人に、どこでミスしたかをコメントにでもしてもらえば、僕にとっては今後のクイズの参考になるだろう)。
抽選の結果、当選者は ryo-n さん。 ランナーアップは fumie さんだった。
うちわけはこの通り。


T150423-05-blognew.jpg

Ⅱ ウサギが5匹




T150423-23-blognew.jpg

Ⅳ ウサギが9匹





今回のクイズで、解答者のなかに 「ウサギは何匹とは言わない。 何羽ですよ」 と注意してくれた読者がいた。 また、何匹と書かないで何羽と解答した人が半数はいた。
それで、あ、そうだった、と長いあいだ忘れていた事を思い出したのである。 僕のうろ覚えの知識では、むかし江戸時代に仏教で獣を食することが禁じられていたころ、ウサギを何羽と呼ぶことで鳥に見立てて食べていたという。 そのことを完全に忘れてしまっていたのだ。
ふだんから、自分の誤ちは喜んで素直に訂正するのが僕の良い所、なんて思っているぐらいだから、まちがった言葉を正しく直す事には何のためらいもない。
しかし僕は、今回に限って頑固にそのまま押し通そうと思う。
ウサギを鳥とみなす必要のなくなった現代では、もとの動物に返してやるべき、とも思うし、その一方では、そんな興味深い歴史を裏に持つ特別な言葉なら、いつまでも大事にしたい、という気も大いにする。 日本の古い美しい言葉がどんどんと失われていくのはたまらなく悲しいことだ、といつも嘆いている僕である。

にもかかわらず、僕が頑固を押し通そうとしているのは、何よりも、漢字の視覚的な問題だけなのだ。
僕の頭のなかでは、鳥を数えるときの何羽という字面(じづら)が、動物のウサギとどうしても結びつくことができない。 ウサギが何匹と呼ぶことで初めてあの小動物のウサギがイメージに湧いてくる、というのが一番の理由なのです。 そう思うのはきっと僕だけかもしれない。 何羽のウサギと呼んでちゃんとウサギのイメージが浮かぶ人も沢山いると思う。 僕は長いあいだ日本を離れているうちに、そういう自動的な連想の習慣が抜けてしまったのにちがいない。
とにかく、僕の頑固には困ったものだ。 ヘンな日本人と笑ってもらいたい。


ryo-n さん、おめでとう。
住所氏名を非公開コメントにして送ってください。
お好きな写真を指定することを忘れないように。
数日経ってもご返事のない場合は棄権とみなして次の方を選びます。





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コメント:

*

いまは気持ちに余裕がなくて、今回のクイズは絶対に正解を出せないと思って静観していました。結果はやはり正解できませんでした。2枚目の写真ではどうしてもウサギを9匹見つけることができません。もう少し余裕ができたら、じっくり探してみます。

ところでウサギを羽と数える話しですが、今の子供達はそんなことを教わるのかなぁと、聞いて見たくなります。こういうところをはしょって教えるとしたら、なんとも味気ないものです。

江戸時代でしょうか、四つ足を食べるのを禁止したのは農作業に支障をきたさないためと読んだことがあります。なので肉(シシ)を食べるのは咎められることなく、シカ、カモシカ、イノシシは普通に食べられていたそうです。いまでも田舎ではこれらの獣の肉を「シシ」と呼んだりするようです。もっともカモシカは食べられなくなりました。
2015/05/06 [川越] URL #uvrEXygI [編集] 

* 素直になれない私

17匹でなく17羽としたから正解にはして貰えなかったのか
単に籤運が悪いのか気になるところです。
(出題者の特権は認めていますから、クレームでは有りません)
2015/05/06 [H.NISHIDA] URL #iOX.yJ.Q [編集] 

* Re: No title

川越さん、

私はウサギの数え方を学校で教わった記憶はなくて、
ずっとあとになって、たぶん成人してから、ウサギを何匹と使ったら
そうじゃなくて何羽だよ、と周りの人に直された覚えがあるようなないような…
それが長いあいだにすっかり抜け落ちていたのですね。

今回のクイズの解答でも
年配の読者は羽、若手の読者は匹、と使っていましたね。
だから私は当然、若手組として匹でいきます。(笑)
2015/05/06 [September30] URL #MAyMKToE [編集] 

* Re: 素直になれない私

H.NISHIDA さん、

もちろんそんなことはありません。
私は頑固だけど、筋の通らないことはやりません。(笑)
記事中にも書いたように、匹に固執するのはあくまでも私見です。

当選されたryo-nさんも、17羽と答えていました。

ネットでちょっと調べていたら、次のような記事を見つけました。

『文学作品では、「兎」はどのように数えられているでしょうか。
 主に、明治、大正、昭和初期の作家による作品で、兎の数え方が登場する21作品を調べたところ、使われていたのは「匹」「疋」「羽」「頭」「つ」などで、作家の中でも、鳥ではない兎を「一羽」と数える習慣があることが分かりました。
 しかし、意外にも「羽」と数えていたのは3作品のみで、そのうち1作品は由来を書いた物であり、実質的に作品として「羽」と数えたのは2作品でした。
 その他は、「匹・疋」が15作品、「頭」が2作品、「つ」が1作品でした。

・「羽」と数えた作品
【参考】泉鏡花 「女仙前記」: 雪ゆきの筵包むしろづつみと振分ふりわけの、笊ざるの中なかには、実じつに一羽の小兎こうさぎが居いて、円まるくく畏かしこまって侯そうろう。
【参考】大下藤次郎 「白峰の麓」: 昼前に若い一人の男が来て、兎を一羽買ってくれという。副食物の単調に閉口しているおりだから早速三十銭で求める。
【参考】南方熊楠 「十二支考(2)兎に関する民俗と伝説」: 従来兎を鳥類と見做みなし、獣肉を忌む神にも供えまた家内で食うも忌まず、一疋二疋と数えず一羽二羽と呼んだ由、

・「匹・疋」と数えた作品
【参考】中島敦 「山月記」: その時、眼の前を一匹の兎うさぎが駈け過ぎるのを見た途端に、
【参考】宮沢賢治 「グスコーブドリの伝記」: それからの五年は、ブドリにはほんとうに楽しいものでした。赤ひげの主人の家にも何べんもお礼に行きました。
 もうよほど年はとっていましたが、やはり非常な元気で、こんどは毛の長いうさぎを千匹以上飼ったり、赤い甘藍かんらんばかり畑に作ったり、相変わらずの山師はやっていましたが、暮らしはずうっといいようでした。
【参考】泉鏡花 「註文帳」: 途端にちりりんと鈴りんの音、袖に擦合うばかりの処へ、自転車一輛、またたきする間もあらせず、
「危い、」と声かけてまた一輛、あッと退すさると、耳許みみもとへ再び、ちりちり!
 土手の方から颯さっと来たが、都合三輛か、それ或いは三羽か、三疋か、燕つばめか、兎か、見分けもつかず、波の揺れるようにたちまち見えなくなった。
【参考】与謝野寛、与謝野晶子 「巴里より」: 酒場キヤバレエの別名は「兎の酒場キヤバレエ」と云ふので入口の壁の上に一匹の兎が描かれて居る。
【参考】田中貢太郎 「忘恩」: 一匹の灰色の兎が草の中から飛びだして大塚の前を横切って走った。獲物を見つけた大塚は、肩にしていた銃をそそくさとおろして撃とうとしたが、兎は何処へ往ったかもう見えなかった。
【参考】田中貢太郎 「狼の怪」: 彼はしかたなしに大きな岩の下へ往って、手にしていた弓を立てかけ、二疋の兎を入れている袋といっしょに矢筒も解いて凭もたせかけた。
【参考】田中貢太郎 「宇賀長者物語」: 「旦那様、また一疋兎うさぎがかかりました」と云って、見張の男は鼻高高と云いました。

・「頭」と数えた作品
【参考】芥川龍之介 「かちかち山」: 童話時代のうす明りの中に、一人の老人と一頭の兎とは、舌切雀したきりすずめのかすかな羽音を聞きながら、しずかに老人の妻の死をなげいている。
【参考】正岡子規 「病牀六尺」: また某伯爵が自分の猟区へ独逸皇帝を招いて猟をせられた時には、一日の獲物が雉六千二百五十六羽、兎百五十九頭、ラビツト十三頭であったそうな。

・「つ」と数えた作品
【参考】ハンス・クリスチアン・アンデルセン 森鷗外訳 「即興詩人」: 一角に龕がんの如く窪みたる処あり。その天井には半ば皮剥ぎたる兎二つ弔り下げたり。初め心付かざりしが、その窪みたる処には一人の坐せるあり。

 このように、 文学作品では「匹」「疋」「羽」「頭」「つ」などの数え方が登場し、作家の中でも、鳥ではない兎を「一羽」と数える習慣があることが分かります。
 しかし、調査をした範囲では、前述したように「匹・疋」が圧倒的で、意外にも「羽」は少ないという結果でした。』


以上、「ちょっと便利帳」 より。
2015/05/06 [September30] URL #MAyMKToE [編集] 

*

うさぎを羽で数えるというのは学校で教わりました。小・中学校の受験問題などに出題されるから、うっかり間違えないように!という感じで単に暗記させられただけで、その背景にある理由までは知りませんでした。

今回もしクイズに参加して「羽」で答えていたら「年配組」の仲間入りしてしまうところだったので不参加にして正解でした。
2015/05/07 [Endless] URL #d2yN2EXI [編集] 

* Re: No title

Endless さん、

私の子供の頃は、小中学校の入試など無かったから
高校に入るまでは、受験受験とせっつかれないでのんびり過ごせたラッキーな時代でした。
今の子供がかわいそう…
2015/05/07 [September30] URL #MAyMKToE [編集] 

*

ありがとうございます。
「羽」と答えて年配組に・・・。
でもちゃんとその由来は知らなかったので「間抜けな年配・・・」(笑)
2015/05/07 [ryo-n] URL #g.hdu1Yg [編集] 

* Re: No title

ryo-n さん、

当選は今回でたしか2度めになるのかな。
前回、沖縄の住所がまるきり読めなくて、苦労したのを思い出しました。(笑)
パッケージの宛先は、国名をJapanとすれば、あとの住所は日本語で記載がOKなのだけど
税関の用紙はぜんぶ英語で記さなければならないのです。



2015/05/07 [September30] URL #MAyMKToE [編集] 

* 管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます
2015/05/07 []  # 

*

部長のうららです。以前はうさぎを1羽2羽と数えることもあったということは、何かで読んで知っていましたが、そういう解説以外では見たことがないし、聞いたこともありません。箪笥を一棹二棹と数えていたというお話なんかと同じレベルです。なにしろ若手だからさっ

物の数え方というと、私が思い出すのは三省堂の「新明解国語辞典」です。もちろんすべての名詞について数え方が書いてあるわけではないのだけど、それではどんなものの数え方にこだわっているかと言うと、黒カビ1株、ネグリジェ1枚、ふうせん1枚、汁粉1杯、キウィ1玉という具合。そうそう、枕絵だと一葉だって。(若手のうららちゃんには何のことかわかりませんが)それで動物については、たとえば、さなだ虫も毛虫も恐竜も1匹で盲導犬は1頭。(1匹と数えられる恐竜って手乗り恐竜かしらね)

この新明解国語辞典(通称「新解さん」)は、定義が味わい深くて有名?です。よく引き合いに出されるのが「恋愛」の定義かな。Septemberさんはずっとアメリカにいらっしゃるからご存知ないと思いますけど、実用品の辞書というより読み物として楽しんでいるマニアが結構いるようです。
2015/05/07 [ふくろうサロン若手部] URL #PTRa1D3I [編集] 

* Re: No title

うらら部長さん、

コメントを読んでいて、あっと思ってしまいました。
私の机上のブックエンドに並ぶ数冊の本の中の1冊が、実にこの「明解国語辞典」なのです!
(新解さんではないよん)
高校に入った時に両親が買ってくれて以来、世界中を流浪の人生を続けてきた(ちょっとオーバーか?)私に
離れること無くいつもついてきた数少ないモノの中の一つが、この辞書なのです。

昭和33年に出た改訂版で、それから57年を経た現在
手垢で真っ黒に汚れて、擦りきれた表紙の字は判読できず
すかっりよれよれになっていながら、まだまだ健在なこの小さな本に
私は自分自身を見ているのかもしれません。

今の自分には字が小さすぎて、虫眼鏡無しでは読めないし
必要な情報はネットから手早く入手できるので、ほとんど使うことはありません。
でもうららさんに言われて、そうだ、もう一度本として読んでみよう、と決心。

と、興奮がさめたところでこの辞書を覗いてみると
ネグリジェもキウィも枕絵も載ってないじゃないか!
しかも、ものの数え方ということにもまったく注意がはらわれてないみたいだ。
そのへんが「明解」と「新明解」のちがいなのでしょうね。
しかし、最初から読んでみようという決意が鈍ったわけではありません。
2015/05/07 [September30] URL #MAyMKToE [編集] 

*

新明解と明解
ちょっと前に封切られた、舟を編む、ですね。
ケンボー先生と山田先生。

ケンボー先生と山田先生のせめぎ合い
大人気ないというか、大人だからと言うか、
面白いですよ。

NHKの番組にもなりました。

宜しければ検索してみて下さいませ。
2015/05/08 [たま] URL #6moyDOY6 [編集] 

* Re: No title

たまさん、

新明解の話がいきなりうららさんから出てきたと思ったら
こんどはたまさんから、新明解と明解との不思議な因縁を紹介され
それに三省堂国語辞典もからんできて(明解、新明解も三省堂だけど)
下手な政治家や芸能人のつまらないゴシップも顔負けの、おもしろい展開が検索できました。

私の持っている古い明解は、てっきり金田一京助氏の編纂だと、長いあいだ思っていたから
あれは全部、見坊豪紀氏の仕事だったとわかって、ちょっと憤慨です。
金田一氏は一行も書いていないらしい。
2015/05/08 [September30] URL #MAyMKToE [編集] 

* Re: No title

ryo-n さん、

写真は、木曜日に発送しました。
2015/05/08 [September30] URL #MAyMKToE [編集] 

* いやーん

たまさん、

明解と新明解についてどう書こうかと思っていたら、たまさんのおかげでSeptemberさんはすでに事情通になっておられるではありませんか。ありがとうございます。

実は、私はちょうど「舟を編む」を読んでおりました。さよう、うさぎの数え方から新解さんに話がとんだのは、そのせいなのです。ふくろうサロンって偶然が多すぎませんか。やだやだやだ。
2015/05/08 [ふくろうサロン若手部] URL #PTRa1D3I [編集] 

* 恋愛の定義

Septemberさん、

「新解さん」はお手元にないとのことですが、明解を持っておられるというはすごいなあ。(明解は読まなくてもいいと思います。苦行に耐えて人格を高めたいとかおっしゃるのなら仕方ありませんけど)

明解と新明解についてはすでに調査済みのごようすなので、新解さんの恋愛の定義についてもネットのおかげですでにご存じかもしれませんが、書き写しておきます。

れんあい[恋愛]特定の異性に特別の愛情をいだいて、二人だけで一緒に居たい、出来るなら合体したいという気持ちを持ちながら、それが、常にはかなえられないで、ひどく心を苦しめる(まれにかなえられて歓喜する)状態

これなら「読める」でしょう? 新明解も1版と2版はもっとフツウです。3版を出すときに主幹のお心に何かしら変化があったようです。(私は中程度の新解明マニアなので3版と4版を持っていますが、それ以降については未確認です)
2015/05/08 [うらら堂] URL #6facQlv. [編集] 

* Re: 恋愛の定義

うららさん、

なるほどなるほど。
新明解が読み物として成りたつ、いわば事典的な要素を持つのにくらべると
元祖である明解はあくまでも辞書としての範囲を守っている、ということなのかなあ。

新明解は現代語に重点を置いたところが、明解との大きな違いらしいんだけど
そのため、次々と改訂版が出る必要があるわけですね。
人々が毎年とはいかないまでも数年ごとに買い換えるだろうから
ビジネスとしてもこんな美味しいことはない。
私のように1冊の辞書を60年も抱え込まれた日には
出版社はやっていけないでしょう。
なるほどなるほど…
2015/05/09 [September30] URL #MAyMKToE [編集] 

* 新明解と「新解さん」

新明解は事典な要素を含む…御大に逆らうようですが、なんか違う…

100万人の読者の中には、新解さんファンもおられてなにかコメントしてくださっているのではないかと期待していたのですが、達観しておられるのでしょうか。沈黙の艦隊だよう。

話題を振ってしまった者の責任として不承うららが書かねばならないのでしょうか。新明解を見たこともないSeptemberさんにどう説明したらいいのかわからないのだけど、事典的な要素があるというのは違うなあ。

Septemberさんも新明解は事典だと言っておられるわけではありませんが、新明解は事典からは程遠いです。事典というと、①言葉ではなくて事柄についての②客観的な解説を集めたものといったところだけど、新明解の守備範囲は事柄ではなくてあくまで「言葉」です。だから①がぺけ。この時点で新明解は事典ではないことになります。

ここで決着がつくなら②の客観的な解説という要件(?)はそもそも不要のようですが、新明解について語るにあたっては、これがキモ。辞典にせよ事典にせよ客観的な解説を目指す(期待する)のが通常でしょうから、辞典ならば、①´言葉についての②客観的な解説を集めたもののはずです。でも、新明解は②がぺけ。②がぺけなおかげで、新明解はフツウの辞書ではないのです。体裁も大きさも、いわゆる辞書なのだけど、フツウじゃない。

だって、新解さんによる言葉の定義・解説・例文には、主幹の主観(はい、ダジャレです)や人生観が炸裂しているんだもん。
たとえば、はまぐりの項
「食べる貝として、最もふつうで、おいしい」と書いてある。でも、おいしいとかおいしくないとか、好き嫌いの問題でしょうよ、とか、最もふつうってことはないと思うよとか、思いませんか?

今、明鏡国語辞典(大修館)を開いたら「旅心」が目にとまったのですが、明鏡によると旅心は、「旅をしているときに感じるしみじみとした思い。旅情」。これは辞書による定義としては一般的なレベルだと思われます。

これが新明解だと「旅に出た時に味わう、しみじみとした気持ち。仕事から解放されてほっとした気持ちと、かすかなものさびしさ、人なつかしさなどの交錯した感情」

訴えかけてくるパワーが強いというか、何かが濃いのです。裏に生身の人間がいることを感じさせしまう辞書。定義や解説には主観が感じられるし、例文なんてただの例文を通り越して文学になっちゃってるのが多い。それが、「新解さん」というふうに人格があるもののように愛されているゆえんです。

だってさーーーーー、先日の恋愛の定義だって、合体とか、まれにとか、歓喜とか、こだわろうと思えばこだわりポイント満載でしょ。(でしょってことはないか、あくまで個人の感想です)

新明解ファンのみなさま、とりあえずこんなところでよろしいでしょうか。ぜひどなたかにバトンタッチしたいです。
2015/05/10 [うらら堂] URL #PTRa1D3I [編集] 

* 頑固。笑

頑固さも突き通せば、それで個性となるのですね。きっと。saptember30さんを見るとそう思います。
2015/05/10 [inei-reisan] URL #pNQOf01M [編集] 

* Re: 新明解と「新解さん」

うららさん、

なるほどなるほど。
だんだん飲みこめてきました。
うららさんの熱意のこもった記載を読んで、決心しました。
この本は入手しなければならない、と。

そこで、ニューヨークとシカゴの紀伊國屋書店へ問い合わせたら
新明解は2012年に出た第7版が最新版のようで
これはアメリカ国内には在庫がなく、日本から取り寄せなければならない、という。
(取り寄せるだけで10日かかるそう)

私は別に最新版じゃなくてもいいし、古本でもまったく構わないんだけど
それだとさらに、日本の紀伊國屋でさえ在庫がなくて、注文しても出てくるまで待つことになるそうです。
それなら、どれを選ぶにしても日本の友人に頼んだほうが早いかな、と思案中。

日本のアマゾンは海外への発送をしない、というのがここでもまた大いに悔やまれます。
アマゾンの古本ならバカみたいに安いのを知っているから。

それはともかく、
何としてでも手に入れなくちゃ。
うららさんのsalesの手腕に脱帽です。(笑)

salesで思い出したんだけど、つい先日、わが家の玄関に日本人の中年のカップルが現れて
ここに日本人が住んでると、近所で聞いたという。
キリスト教の伝導者で聖書のクラスへの勧誘でした。
日本語で書かれたバイブルの小冊子を手渡されて、その場でパラパラ見ていたら
あちこちに日本語の「てにをは」のおかしいところがある。
宗教に関しては何もいうことがないので、(会話を続けるために)それを指摘したら、
なるほど、そういえばそうですね。私達は知らずにもう何十年とそのまま読んでいた、と笑っていました。

彼らにはうららさんの説得力が欠けていたようで
まあなんとか、聖書のクラスへの参加は勘弁してもらいました。
うららさんには想像できますか?
真剣に聖書に取り込むseptemberの姿が。



2015/05/10 [September30] URL #MAyMKToE [編集] 

* Re: 頑固。笑

inei-reisan さん、

頑固は歳を取るとともに増す人と、逆に
若いころの頑固がだんだん抜けていって、老年では何でも受け入れられるゆったりした人と
あるようです。
わたしが前者だとしたら、それは若いころ頑固さがまったくなかったせいかなあ。
ほんとは後者でありたかった…
2015/05/10 [September30] URL #MAyMKToE [編集] 

* おしらせ

ファンからの貢物の新明解でSeptember家に辞書の山ができてしまってはいけないので早めに宣言しますが、新明解は私めが調達いたします。みなさんは、何か別の物をプレゼントなさってください。

聖書のお話は、「てにをは」のところがちょっぴり切ないです。英語漬けの中で日本語のセンスを保つのは難しいのでしょうね。




2015/05/11 [うらら堂] URL #PTRa1D3I [編集] 

* Re: おしらせ

うららさん、

ありがたいお言葉です。すごく感激しました。
ところが、調達してくださるという方が一足先にすでにいて
喜んで甘えることにしたのですよ。
ごめんなさい。
まだ入手されていないことを祈ります。
このお気持ちは忘れません。

俺はなぜこんなにモテるんだろう、と
私は、嬉しいやら誇らしいやら恥ずかしいやら…
2015/05/11 [September30] URL #MAyMKToE [編集] 

* うっひゃー

出遅れましたか。それでは、私は参考文献をお送りしましょう。

「舟を編む」
「新解さんの謎」 
「新解さんの読み方」
「新解さんリターンズ」
の中の2冊くらいにします。
だぶったら、のび太さんにでも。
おい、のび太どこにかくれてるんだ。
2015/05/11 [うらら堂] URL #PTRa1D3I [編集] 

* Re: うっひゃー

うららさん、

大殿とはいえ、そこまでspoilされてしまっていいのだろうか?
あれもこれも、遠い異国に住むからこそ、日本の皆さんがあはれと思って下さるのでせう。
もしかしたらあの、「日本のことは夢のまた夢」の歌が功を奏したかな。

私があまりに大事にされるので、のび太がついやっかむのかも。
わかるわかる。
それとも、先日久しぶりののび太のコメントにうららさんの応答がなかったからかも。
2015/05/11 [September30] URL #MAyMKToE [編集] 

*

今年の5月は早々と暑く、
バラの世話に追いまくられています。
で、ここへきてみてびっくり。
辞書の話で盛り上がっているではありませんか!

そうそう、うららさんのおっしゃる通り、
私も三浦しおん著「舟を編む」をお送りしようかと思っていました。
映画も面白かったけど、本のほうが数段いい。
中で「あなたはどの辞書がお好きですか?」と質問され、
「辞書に好き嫌い何てあるの?!」と驚く場面がありました。

「舟を編む」は辞典編集者にかなりの取材をして書かれたらしく、
さいごにお世話になった方々を書いてあり、
そこに知り合いを見つけて、ああそうだったと思い出しました。
小学館の辞典の編集長の佐藤宏氏とは長いこと知り合いで、
「日本国大辞典 第二版」の完成をみたのが10年ほど前。
これは14巻ありセットで22万円という値段。
とても買えませんが「舟を編む」を読んでこういう仕事をしていたんだと、感慨無量でした。
佐藤氏は
「これはとても民間がやる仕事を超えている、外国では国を挙げてやっている。が、国に任せてはいけない仕事でもある」
と思っているそうです。

「字」について目からうろこが落ち、
ますます「字」と「言葉」が好きになりました。

本はうららさんがお贈りするとか、良かったです。
ほんとにモテモテですねSeptember30さんは!




2015/05/11 [ムー] URL #qiVfkayw [編集] 

* 分担しましょーー

ムーさん、

はじめまして。(というのもなんですが)ムーさんも言葉の国の住人でいらしたのですね。(なんて、あらためて気づくようなことでもありませんが)

早速ですが、「舟を編む」はお願いします。私は「新解さん」たちにします。
2015/05/11 [うらら堂] URL #PTRa1D3I [編集] 

* Re: No title

ムーさん、

こちらもどんどん暑くなってきていて、昨日など今年初めての、33℃を記録。
隣家の枝垂れ桜は、青々とした豊かな葉を風になびかせています。

そう、うららさんが何気なく洩らした言葉から、話が盛り上がっていますが、
私にとっては天の啓示というわけです。
日本の言葉について、もっともっと学びたいと長いあいだ思いながら
せいぜい私にできることといえば、日本の作家の文学作品を読むことぐらいしかできません。
それも手に入れられる作品の数は悲しいほど少なかったのです。
日本アマゾンは外国からの購入ができないという、信じられないような馬鹿げた事実。
実際の書籍はもちろん、キンドルでさえ買うことができません。
(もっとも、キンドルで読むのは今だに苦手だけどね)

幸いにもインターネットを通して、現代語、俗語、卑語、流行語などを学べるのはラッキーなんだけど
やっぱり1冊の本として手元に置きたい、という贅沢は諦めていました。
それがこうしてかなえられたのは、これはもうサロンの皆さんへの感謝でいっぱい。

チュチュチュチュ と威勢のよい音を立ててキスを皆さんへ…
2015/05/11 [September30] URL #MAyMKToE [編集] 

*

うららさん。
了解です。
分業でいきましょう(笑)
2015/05/12 [ムー] URL #qiVfkayw [編集] 

* 管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます
2015/05/12 []  # 

*

ムーさん、

ありがとうございます。よろしくお願いいたします。

ところで、とんでもない方々とお知り合いだということはこれまでのコメントからも拝察しておりましたが、佐藤宏氏のこともすごいですね。

佐藤氏の「これはとても民間がやる仕事を超えている、外国では国を挙げてやっている。が、国に任せてはいけない仕事でもある」というお言葉は深い。

作業の意義やそのための負担を考えると、民間に任せっぱなしというのはどうよと思うのですが、その一方で、アカデミーフランセーズの日本版みたいなのがあったりしたら、それはそれで困る、というか絶対に嫌です。


2015/05/12 [うらら堂] URL #PTRa1D3I [編集] 

*

うららさん、

全く同感です。
フランスは自国の言葉を大事にするお国柄と聞きますが、
言葉を国に管理されてはたまらない。

ただでさえ本は売れなくなり、
本の形の辞書なんかは本当に売れなくなりつつあると思います。
パソコンで検索すれば簡単ですものね。
小学館は電子辞書もスタートし、
個人だとひと月1500円ぐらいで使えるらしい。
でもでも、
kindleでも本は読みますがこれってどうよ。というかんじ。
辞書を引く楽しみってやはり紙だと思う私は古いのかな。

佐藤氏はジャズが大好きな柔らかい雰囲気の寡黙な大男です。

もう一人の大男に喜んでもらうべく協力するようになるなんて、
なんだか私たちって変な人達かも~~(笑)

2015/05/13 [ムー] URL #qiVfkayw [編集] 

*

うららさん、

そうなんです。ここは偶然が多すぎるんです。

実は数年前の、ちょうど舟を編むが封切られた頃、
早速見に行って、なかなか面白かったのですが、
それからすぐに中学の同級生から葉書が届いて、

そこには、
ケンボー先生と山田先生の番組の紹介が書いてありました。
そんな縁でここらの成り行きもなんとなく知っていたのです。
ご自宅も何度も撮影に来られたとかで
それに何度もお会いしたケンボー先生そっくりの旧友のご主人も拝見しました。

昔から、見坊先生がすごい方なのは知っていたのです。
亡くなられた時、新聞の一面に記事が載りましたから。
彼女は本当に素敵なお嫁さんで、心から悲しんでおりました。

でも、その裏にある二冊の辞書をめぐる人間模様はその番組で知りました。

ということで、うららさん、ムーさん、
Septemberさん、

佐々木健一著
辞書になった男
ケンボー先生と山田先生

今読んでいますので終わったらお送りしましょうか。
もう少しかかりますので、先にうららさんのや、ムーさんの方が早いのではないかしら。

皆様、分業でよろしくお願いいたします。



楽しいサロンですね。
Septemberさんを囲んで。


2015/05/18 [たま] URL #6moyDOY6 [編集] 

* Re: No title

たまさん、

またまたこんな不思議なつながりが出てくるなんて!
それも、見坊氏の息子さんと結婚された人が、単にたまさんの中学の同級生だったというのではなく
今でも親しくしていて、そのご主人にも何度も会ってるなんて、びっくりです。

「辞書になった男」
ぜひ読みたい! 
ああ読む本がいっぱいあって、これから忙しくなるぞー。
2015/05/18 [September30] URL #MAyMKToE [編集] 

*

たまさん、

本当に不思議なご縁でいっぱいですね。そのうちに「ええ!!??」と驚く感覚がマヒするのではないかと思うほどです。

Septemberさんとしても一度に全部は読めないでしょうから、「辞書になった男」はお急ぎになる必要はぜんぜんないと思います。

私は「新解さんの謎」を書店で見つけ、古本しか手に入らない「読み方」と「リターンズ」を数日前にネットで注文しました。というわけで、近々発送できそうです。
2015/05/18 [うらら堂] URL #PTRa1D3I [編集] 

*

ムーさん、

たまさんからのプレゼントとして「辞書になった男」もSeptemberさんに届けられるようです。私たちって変な人達かもしれませんが、仲間がいましたねーーー

電子辞書にも便利なところはたくさんありますが、私も紙の辞書が大好きです。ほどほどの重さとかページをめくるときの感触とか紙やインクのにおいとかがかわいいし、情報源としても、(見るつもりがなくても)一度にたくさんのことが目に入るという点が大層便利です。

紙媒体大好き人間としては、ネットをはじめとする電気仕掛け電子仕掛けのおかげで出版業界が未曾有の大不況に見舞われているのは切ないですが、ネットがなかったとしたら、Septemberさんのブログはあり得えませんでいた。ましてや、コメント欄がサロンとしてにぎわうとか、辞書や辞書のまわりについての本がオハイオに飛んでいくとかいうこともあり得なかったわけですから、本当になんとも。
2015/05/18 [うらら堂] URL #PTRa1D3I [編集] 

* Re: No title

うららさん、

うちのすぐ近くにあった大きな本屋が、ネット販売の犠牲となって、数年前に閉じてしまった時ほどがっかりしたことはありません。
それほど頻繁に本を買ってたわけではないけど、しょっちゅう行っていました。
アメリカの本屋は、広くてスペースもゆったり取ってあり、イスやベンチがいたるところにおいてあるので
まるで図書館です。
そのうえ、カフェまで付いている。
そして客の立ち読みを嫌う日本の本屋と違って、座り読みをむしろ奨励します。
あ、こんなことうららさんはとっくにご存知だった。

しかし、日本の出版界にあってアメリカに無いものは
なんといっても文庫本と新書版でしょうね。
ポケットやバッグに入って、どこにでも持っていけるから、どこに居ても本が読める。
家で保存するのにも場所をとらない。
しかも値段が安い、とくれば本を読まない人の気が知れない。
あれってすばらしい文化ですよね。

私は旅行をする時、カメラバッグの中に文庫本が1,2冊、必ず入っています。
2015/05/18 [September30] URL #MAyMKToE [編集] 

* 管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます
2015/05/19 []  # 

*

私が小さい頃、
初台の我が家に東大の学生が2〜3人下宿しておりました。

その中で名前を覚えているのがKさんとTさん

Tさんは顔をはっきり覚えています。その後テレビ局に入り偉くなったらしい。
Kさんは、顔は憶えていません。
その後の事も知りません。

辞書になった男を読んでいてインタビューに出てきたK先生

Kという東大文学部出身の先生が、現在新明解の編集委員に名前を連ねています。

割と珍しい名前だし、小さい頃の記憶なのでカタカナの記憶です。ただ、下の名前までは記憶にありません。
このK先生と年代的には、辻褄は合う気はします。

同一人物かどうかはわかりません。
ネット検索してもわかりませんでした。

もう父も母もこの世にいないので確かめる事もできませんが。

名を成した先生に向かって確証のないお話なのでここだけの話にしておいて下さいな。

もしかしてふくろうサロンの奇跡?
2015/05/19 [たま] URL #6moyDOY6 [編集] 

* Re: No title

鍵コメさん、

ちゃんと届いたようで一安心です。

2015/05/19 [September30] URL #MAyMKToE [編集] 

* Re: No title

たまさん、

読んでいて何かピンと私の中で響いたのは、
新明解の編集委員のK氏は、その昔たまさんのお父様の書生をしていたそのKさんにまちがいない
そんな気がします。

もしKさんの名前が北川とか木村とか川上とかありふれたものでなければ
可能性はずっと増すわけです。
だってもしそんなどこにでもある名前なら、たまさんだってそれを昔の人に結びつけたりしないでしょう?
いきなり三省堂に連絡してみたらどうだろう?
2015/05/20 [September30] URL #MAyMKToE [編集] 

*

Septemberさん、
あのときの可愛がってくれた東大生が新解さんを編集してるんだとそういう夢を見ていましょう。

それにしても、こんな話、何十年も記憶の奥の引き出しに入っていて、それ自体忘れておりました。

懐かしい初台の家の幾つもの記憶が蘇りました。

ふくろうサロンに感謝。

2015/05/20 [たま] URL #6moyDOY6 [編集] 

* Re: No title

たまさん、

忘れていた記憶の引き出しが、何かのひょうしに見つかって、つい開けてしまうことは
時々ありますね。
いまの私の義母のように、認知症というのはそういう引き出しがいっぱいあって
次から次へと開けていく人のことなのでしょう。
2015/05/20 [September30] URL #MAyMKToE [編集] 

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