過ぎたこと、過ぎて行くこと  by September30

アメリカに長く暮らしながら日本やヨーロッパを周る著者が、写真と文章と音楽で綴る随筆のようなもの

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September30

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デジャヴュ、あるいはいつか見た風景 (4/4)



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32
Paris 2005








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33
Oakwood, Ohio 2009








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34
鳥取県湯梨浜町 2011








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35
Venice 2001








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36
Mexico 2006








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37
Haute-Ville, France 2005








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38
South Carolina 2011








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39
Dayton, Ohio 2005








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40
Vaison la Romaine, France 2006








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41
米子市上福原 2008








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42
Haute-Ville, France 2005








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43
St. Petersburg, Florida 2003








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44
Paris 2005









あと書き

今回のシリーズで、44枚のカラー写真を並べていて気がついたのは、ヨーロッパで撮ったものが圧倒的に多いということだった。
なぜだろう? と考える。
たぶん、僕はヨーロッパに恋をしていたのだと思う。 以前のブログで 『僕をめぐる三人の女』 として、アメリカを女房、日本を母、そしてヨーロッパを愛人として戯画化したことがあるが、短い滞在を通して見るヨーロッパの風景は実に興奮の連続だった。 次々と変わる眼前の風景に、「ああ、これはいつか見たことがある。 ここには前に来たことがある」 と思い続けた。 写真の撮影枚数が多いのは当然のことだった。

デジャヴュといいジャメヴュといい、そういう心の中にある風景を写真として表現するのは可能だと信じるけれど、それ以外にどうしても映像にはならないものもある。 それは 「妄想」 と呼ばれるものだった。 そして僕は、妄想に関しては誰にも負けないという自信を持っている。 子供の頃からそうだったし、年を経た今でもそうだ。 妄想は言葉でなら表すことはできるかもしれないが、試みる度にうまくいかず、がっかりして止めてしまう。 それだけの言葉の力が僕には無いと悟る。 言葉にならないとすればあとは絵か音楽しかないだろうが (あるいは映画?)、そのどれも僕には才能を与えられていないのは、悲しいことだった。
僕は妄想を誰にも明かすことなく秘かに心に抱えたまま、これからもずっと生きていくのだろう。 そしていつか僕が死ぬ時に、それらの妄想はいっしょに消えてしまうのだ。


僕をめぐる三人の女




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コメント:

*

お邪魔虫です、こんにちは。
《35 Venice2001》について。『人のいない風景』(1/4)の《8 Venice2001》のモノクロ写真はサンタ・マッダレーナ運河の写真でした。その名の教会の壁面が右にチラリ見えています。この教会のまたその右に同名の広場があり、教会前に立つと、この35の建物群を望むことが出来ます。左に教会の一部が見えています。
この教会に一度入ったことがあります。クリスマスのバザー用品の会場で、既に教会の任務を終えていました。この教会はエロチック詩人ジョルジョ・バッフォのバッフォ家が建立したものだそうです。このバッフォはカザノーヴァが少年時代世話になったそうです。本当に特徴的な一画ですよね。
2015/07/23 [pescecrudoURL #j9tLw1Y2 [編集] 

* Re: タイトルなし

ペさん、

2枚の写真の地理的な関係をそうやって説明されると
あの明け方に歩き回った自分の順路が、なるほどなるほどと思い出されて来そうです。
この光景は、無数の神秘的な黒い窓に、何かしら強く惹かれるものがあってカメラを顔に当てたのをはっきりと覚えています。

ああ、いつかペさんのあとにくっついてヴェネツィアを歩いてみたい。
今日のあと書きで言った、妄想とはこの事なのですよ。

2015/07/23 [September30] URL #MAyMKToE [編集] 

*

そうですか。

でも、私はSeptember氏の写真から許しも得ずに勝手に色々と妄想しています。

写真を見るというより、写真の世界を脳に染み込ませているといったほうがいいかもしれません。

浸って楽しんで、そこから抜けれなくなったら、どうしよう。
ま、それでもいいか。
2015/07/28 [micio] URL #O/XG6wUc [編集] 

* Re: タイトルなし

micio さん、

自分の写真がいろいろな妄想を人に与えるとは、作者としては嬉しいことです。
どんな世界がそこに広がるのか知りたい気持ちが強いけど
たぶんそれは誰も入ることを許されない micio さんだけの秘密の花園のような気もする。
もしかしたら、いつかシェアしてもらえる機会があるかもしれませんね。
2015/07/29 [September30] URL #MAyMKToE [編集] 

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