過ぎたこと、過ぎて行くこと  by September30

アメリカに長く暮らしながら日本やヨーロッパを周る著者が、写真と文章と音楽で綴る随筆のようなもの

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September30

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ルーシーの結婚式 2/2

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式のあと、そのまま引き続いて参列者は二階へと移り、バフェ式のディナーが始まった。
ルーシーがあちこちのテーブルを回って幸せな笑顔を振りまく。 高校生の頃は少しぽっちゃり気味だった彼女は今はスタイルが抜群に良くなって、美しい花嫁だった。






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義母のマーサはふだん写真写りがあまり良い方ではなくて、いつも気難しそうな表情になってしまうのに、このショットは悪くない。 過去に撮った写真のどれよりも真実の彼女に近いかもしれない。
相手をするのは義妹のキティ。






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両端がこれも双子のミーガンとマリー、真ん中で艶然と微笑んでいるのが今年大学を終えたばかりのジュリーだ。
みんな僕の姪にあたる。






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息子の太郎がおばあちゃんとの会話中。
後ろでこちら向きになっている眼鏡の男は義弟のジョンで、代々エンジニアの家系に育ちながら、そして本人も大学の工科を出ていながら洋服の仕立屋になったという変わり種だ。






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何気なく背中に手を当てているルーシーの指に光る結婚指輪と、それを見つめる新郎のダスティン。 ダスティンはこのあとシャンペンを飲み過ぎて酔っ払ってしまい、ウェディングケーキを切る時に姿を現さないので探したら、洗面所でゲエゲエやっていた、というハプニングがあった。

真ん中の黒いドレスは言わずと知れた我が Green Eyes である。
首に垂らすマベ真珠のネックレスは、彼女を初めて日本へ連れて行った時、僕の叔母が自分の持ち物の中から幾つか贈ってくれた物の中の一つだ。






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マーサの相手をしているのは、甥のクリスの婚約者のカザイアで、東京出張から帰って来たばかりの彼女は、初めての日本の印象をいろいろと僕に話してくれた。 その後ろでは息子の太郎と、彼にとって従妹となるシカゴから来たレアとの間で話が弾んでいる。






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僕は年長者の強みで、バーの長い行列に並ぶこと無しに、若い連中が気を利かせて次々とドリンクを運んでくれた。 おかげで1杯を飲み干す前にもう次のマテニーがそこに来ている。   






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花嫁のルーシー側の従兄妹たちを全員揃えて写真撮影が行われた。 一人だけ抜けているのは仕事の都合で出席がかなわなかった僕の娘のマヤだけである。






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25

この刺青のオーナーは双子のミーガンかマリーのどちらかなのだが、すでに6杯のマテニーを飲み干していた僕は、その判断も曖昧になっていた。 いや、酔っ払ってなくともこの双子の姉妹を見分けるのは難しい。 着ているドレスで判断できるといっても、どちらがどれということを忘れてしまえば、同じことだ。

このあと座はますます乱れ、ダンスが始まり、笑声が響き、ようやく花嫁を捕まえた僕が3分も踊らないうちに横から誰かが花嫁を攫(さら)っていった。 僕は急に煙草が吸いたくなって外に出る。 風もなく生暖かく湿っぽい外気の中で美味しく煙草をふかしていると、ポリスのクルーザーが寄って来て中から3人の警官が降りてきた。
「これは何のパーティですか?」 と警官の一人がていねいに訊いた。
「ウェディングだよ」 と答える。
「悪い奴らがいっぱいいるから、どうかしょっ引いていって欲しい。 僕の女房もその中に入れることを忘れないでね。」
3人の警官は声を立てて笑うと、そのまま車に乗り込んで去っていった。

(終)



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コメント:

*

写真を見て、文章を読みまた写真を見て・・・楽しい雰囲気が伝わります。それにしても、最後のジョークが警官とできるのがアメリカなのかなって感じます。いや、きっと他の国でもそうなんだろうけど。
2015/09/13 [川越URL #uvrEXygI [編集] 

* Re: タイトルなし

川越さん、

ふだんなら警官に向かって軽口を叩くような僕じゃないんだけど
あれはやはり酒のせい、ということにしておきます。

そういえば、日本に住んでいた時も警官との接触がまったくなかったのか
あるいはすっかり忘れているのか
日本の警官というのは、どういう感じなのか
ぜひ知りたいです。

2015/09/13 [September30] URL #MAyMKToE [編集] 

*

花嫁、本当に光をまとっているようです。
彼女の行く先々に新郎の姿と目がありますよね。
愛してるんだなー。見とれてるんだなー。

けど「ルーシーの結婚式1/2」の太郎さんとの親子の会話は何ですか!(笑)
男ってね本当にねー。
のエピソードを思い出しちゃったじゃないですか。
ずっと前ですが、友人の再婚の結婚式に出た時、
クラスメートの私たち友人の中に娘(20歳ぐらい)を連れてきた女性(離婚して独身)がいました。
そこへ再婚花嫁の父(りっぱな年配)がお酒を片手に寄ってきて、
「彼女いいねー好みだねー」と言いました。
だれしも離婚した独身彼女のことだと思ったら、
まさかの20歳娘のほうでした!
あのう、75才と20歳ですけど・・・
ほんとに男ってねー・・・

2015/09/13 [ムー] URL #qiVfkayw [編集] 

* ルーシーの結婚式

2回に亘るこの話、楽しく、興味ふかく読ませて貰いました。
下に上にスクロールを繰り返しながら、良かったです。

スタート時点からの特質ですが、個人的な事を、これ程までにあからさまに、
そして誠実に表出しているブログは、珍しいのではないでしょうか。
挿絵代わりに写真を使った、新しいかたちの私小説と言ってもいいでしょうね。
2015/09/13 [henri8] URL #av6ed.vY [編集] 

* Re: タイトルなし

ムーさん、

愛しあう二人を目の前に見ていると
その幸せが、まるでアニメのように無数の星の形をとって周りを渦巻き、
その星に触れた者まで幸せにしてしまいそう。

結婚するには少し早すぎる、とか
夫としてのダスティンを制御するのはなかなか大変だろうな、とか
今年発表になったアメリカ人の離婚率は1000人中3.6人で世界2位、だとか
僕の頭の片隅にあったもろもろのネガティブな思いも
幸せの星に触れてコナゴナに散っていました。


赤いドレスの女をめぐる親子の会話は…
最近ガールフレンドと別れて少し落ち込んでいる息子を、
援護射撃してやろうとの親心の表れです。
いわば男同士の酒の上での無責任なゲームのようなもの。
少なくとも僕の側は本気ではなかったです。

僕には20歳どころか30歳もだめ。
40歳以上で初めて女として存在します。(笑)


2015/09/13 [September30] URL #MAyMKToE [編集] 

* Re: ルーシーの結婚式

henri8 さん、

外国の結婚式を覗いたことのない日本の人達には
興味深く読んでもらえたかもしれません。

前にも書いたように
このブログはもちろん人に読まれることは意識してはいますが
本質的には自分の日記、あるいは備忘録のようなもの。
しかし日本語を書くということ自体が、何よりも僕にとっては大切なのです。
2015/09/14 [September30] URL #MAyMKToE [編集] 

*

#20と#21の写真が、大好きです。太郎さんとグランマ、いいムードですねところで、グランマは、何を召し上がってらっしゃたのでしょうか?
それと、例の写真の美女。やはり、ミックスされていたんですね。お嬢様の摩耶さんも、大変きれいな女性ですが、この女性も、きれいですよね。太郎さんも摩耶さんも、エキゾチックな容姿なので、どちらかというと、ハーフに見えませんよね。
うちの娘が、いつも、日本人のママがいると思われなく、彼女が子供の頃、モールで、疲れ切って泣き叫んでいた時に、抱きかかえて帰宅しようとしたら、誘拐犯に間違われてしまったことがありました(笑)あとは、いつも、いつも、アジア系の子供がそばにいたら、その子の母親だと間違われます。一度、まだ息子が高校のテニス部でテニスをしていた時に、嫌な白人の母親がいて、自分の子供がレギュラーになれなかったのが面白くなかったようで、『あんたの子供は、チビだ。』って言ってきて、私は『?』って思って、自分の、子供は、チビじゃないですよ。って答えたら、『いや、チビだ。』って繰り返し言ってきて、私の息子は、6フィート1インチありますけど。って言い返した時に、彼女、何が何だかわからない状態で、その時、後ろにいた白人のお母さんが『アーーー、わかった。あなた、うちの子供のことを言っているわけね。彼女の子供は、あそこでプレイしている子。#2プレイヤーのあの背の高い子よ。あなたが言っている子は、私の子供で、中国から養子縁組して引き取って、育てているのよ。そんなに、小さいかしら?』って説明していました。息子の方は、それでも、まだ日本人とのミックスだな。って思えるのですが、こーゆうことに慣れていない白人の人は、家庭によって、状況も違うってことを考えられない人がいて、あとで、自分で大やけどしたりします(笑)

奥様の笑顔が、素敵ですね。September様と良い関係である証拠です。以前のブログで、ご自宅のお気に入りの木の処刑日の時に、とりみだされた。って書かれていましたが、もう、忘れているようで良かった。


2015/09/14 [キャットラヴァーURL #mQop/nM. [編集] 

*

太郎さんは素敵な人だから、赤い糸の彼女がどこかにいるはず。

日本の警官の話ですが、
TVで「密着パトカー」みたいな番組があって、
東京。関西。博多。などで警官の言葉使いがずいぶん違うと思いました。
東京の警官は、ここまで優しいのか?と思うほど丁寧語で忍耐強く接しています。
相手が暴力的でも余程じゃないと手荒いことはしないようです。。
関西の警官は言葉がかなり乱暴。
博多なんかはすごいです。取り押さえてひっ捕らえるというかんじ。

この違いはなんだろうなー。と警官とあまり縁が無い私は思います。
暴力団が多い地域かどうか。ってことなのかもしれません。

日本のおまわりさんはそんな風にリラックスしてジョークを楽しむなんてことは、無いんだろうなーー多分。


2015/09/14 [ムー] URL #qiVfkayw [編集] 

* Re: タイトルなし

キャットラヴァーさん、

マーサが口にしているのは何だったのか、
この夜デザート類にいっさい手を出さなかった僕にはわからない。

誘拐犯に間違われたことは、実は僕もあるんですよ。
マヤが4歳頃だったかなあ、新しいアパートに引っ越したあと
初めて行ったプレイグラウンドの片隅で泣きじゃくるマヤをしゃがんでなだめていて
気がついたらそこにいた母親たちに取り囲まれていました。
もっともその時の僕の格好が、黒いレインコートにサングラスという
当時騒がれていた常習犯と同じだったのがあとでわかったんだけど
僕の顔つきが子供の父親とは思えなかったことも、
疑惑の元になったのは間違いないようです。
その時どうやって窮地を逃れたのかを覚えていないんです。
たぶんマヤが 「Daddy」 とでも呼んでくれたのかもしれない。

息子さんが6フィート1インチとはすごい!
米のテニスプレーヤー、John Isner を思い出しました。
あれはたしか、6フィート10インチだったかな。
昨日のUSオープンのファイナルは、僕の予想どうりジョーコビッチでしたね。
2015/09/14 [September30] URL #MAyMKToE [編集] 

* Re: タイトルなし

ムーさん、

なるほどなるほど
日本の警官のことが少しわかってきました。
これはもともと川越さんへの質問だったのに
何故か無視をされてしまったので代わりにムーさんが引き取ってくれたんですね。(優しい!!)

それでもなお、新潟の山奥に暮らす川越さんの村などにはどんな警官がいるのか興味がありますね。
むかしながらの 「村の駐在さん」 という感じで、強い方言を話す朴訥なお爺さんを描いてしまうんだけど。
あるいは警察学校を出たばかりで都会から送られてきた純真な若者だとかね。


アメリカではこの所、警官による容疑者の射殺事件が次々と起こっていて
いや、ほんとに毎週のようにあちこちで起こっているのです。
例によって、必ずと言ってよいほど人種問題がそれに絡むので、警官やるのは楽じゃないなあ、という感じ.
犯罪に関係せずに、コツコツと駐車違反のチケットを書いているのが
1番楽かなあと思ってしまう。

2015/09/15 [September30] URL #MAyMKToE [編集] 

*

>September30さま
う〜ん、無視していたわけではないんですが、どうやって答えれば良いのかわからなかったってのが本当のところです。

子供の頃の警官は田舎ということもあって、近所の親切なおじさん、あるいは後輩の面倒見が良い先輩みたいな感じでした。物珍しそうにハンドガンを見ていたら、触らせてくれたり(もちろん持たせてはもらえないけど)。

でも大人になってから接する警官は、困っているときは助けてくれず、些細なことで脅され、コミュニケーションを拒み、面倒なことには口を出さず、10対0で悪くても責任をとらず、それでいて権力だけは主張するどうしようもない人種になってます。そんな人ばかりじゃないことはわかっているつもりですが、そうじゃないひとには出会えません。もっとも警官とはできる限り接触したくないって気持ちが強いですけど。

それで、今現在の警官はどうかというと、ほとんど接触がないというか、目にしませんから(ここにもいるはずなんですけど)はっきりとはいえないんですが、概ね親切なおじさんって感じでした。きっと田舎の駐在さんは地元の人達の話し相手したり、相談を聞くのが仕事の何割かを占めているんじゃないかって想像しちゃいます。

これじゃあ答えになってないなぁ。でもそんな印象です。きっと他の人だったらもっと違う答えが出て来るんじゃないかなぁ。自分のはかな〜り偏見が入っていると思います。
2015/09/15 [川越URL #uvrEXygI [編集] 

* Re: タイトルなし

川越さん、

無視された、と書いたのは僕流のジョークのつもりで強い意味はまったくなかったのです。
たぶん、見落とされたんだろうな、と思っていました。

そうですか、地元の警官とは接触がないと知ってちょっと驚きました。
小さな地域のことだから越して来て新住民になればさっそく顔見知りになったに違いない
なんて勝手に想像してたのです。
というのは、僕自身がそうだったから。
今では犬を散歩していてパトロールカーと行き会うと、手を挙げて挨拶し合ったり
カフェにコーヒーを買いに来た警官と二こと三こと短い話をしたり。

ただ、警察署には1度しか行ったことがないのですよ。
あれは息子が高校生の頃、友達と二人で面白半分に酒を飲んで酔っ払って
マーケットから買ってきたホイップクリームの缶で、駐車してあった数台の車にスプレーをしたところを
住民の通報でやって来た警官に捕まってしまったのです。
請け出しに行ったら担当の警官が顔見知りで
息子さんには前科はないし、若い時には誰でもやることだから
crime(犯行) ではなくて misdemeanor(不品行)ということにして
記録には残らないから、と言ってくれました。 
あとで息子に聞くと、事件の現場? まで連れて行かれ
警官の監視のもとにバケツと雑巾で、汚した車を全部キレイに掃除させられたあと
車の持ち主を1軒1軒訪ねて、謝させられたそうです。

2015/09/16 [September30] URL #MAyMKToE [編集] 

*

>September30さま
そう、September30さんのジョークというのはわかっていましたが、もう一度出て来たので「これは催促だな」と思って書いてみました。

引っ越し先の警官とはすぐに会うことになりました。それで少し驚いたのは、向こうはこっちを知っていたことで「さすがは警官」と思ったものでした。

というのは、こちらに越して来て一月ほどして隣組に挨拶を済ませた後、警官と知らない人がうちに来たんですが、警官がいうには「川越って人に家を乗っ取りに来たので、妻が心配して寝込んでしまった」ということでした。

こちらとしては知らない人だし、「家の掃除やらリフォームの片付けやらで人の家まで手が回りません」って状況なんですが、その人は本気で乗っ取られるのを心配してました。

それを警官が「川越さんもこういっているから大丈夫だよ」となだめていました。でもその後は全然顔を見てないです。管轄エリアが広くてなかなか遭遇できないのかもしれないですね。でも日本の警察はSeptember30さんの話しに出て来るような、臨機応変に対処するってことができない人種になっている気がします。組織が疎なっているのかもしれませんが。

たとえばイタリアの高速で飛ばしていたとき、警察が隣に並んで来て「ずいぶん飛ばしてるな、どこまで行くんだ」と言って来ました。「レースに出るから急いでいるんだよ」というと、「そうか、気をつけて行けよ」と行ってしまいました。日本だったら問答無用でお縄でしょうね。
2015/09/16 [川越URL #uvrEXygI [編集] 

*

近所の交番のおまわりさんがうちに来ました。
友人が公道に車を止めたまま我が家で話し込んでしまい、
駐車違反をとられそうになったのです。
友人がとっさに仮病をつかったので私はびっくり(笑)
どう見ても見え透いていたんですが、
おまわりさん「すみませんね、近所から苦情が出たものですから仕事上」
と言いながら、彼女に名前を書かせましたが、
その紙は広告のチラシの裏でした。
この程度のゆるさはあるみたいですよ。

2015/09/16 [ムー] URL #qiVfkayw [編集] 

* Re: タイトルなし

川越さん、

家を乗っ取る、というのはどういう意味なのか戸惑いました。
見も知らぬ人がやって来て強制的に家族を追い出して家を占領する、ということなら
そんなアメリカの西部劇でならず者がやったようなことが現代に起こるわけはないし
その奥さんは精神的に少し弱い人なのかなと考えます。
「よそ者」 の川越さんが無人の家へやってきて盛んに動きまわってるのを見て
あれこれ妄想したのでしょうね。

イタリアのハイウェイの話で、レースに出るというのは
たぶん自転車レースのことだと思うんだけど
車にはちゃんと自転車が積んであるのも見えているわけだから
警官は納得したのでしょう。
イタリア人らしい話です。
アメリカでも、これもお縄は逃れないところでしょう。
2015/09/16 [September30] URL #MAyMKToE [編集] 

* Re: タイトルなし

ムーさん、

市民からの苦情は警察は無視できない、というのは日米共通のようです。
そのおまわりさんもやれやれと思いながら仕方なしにやって来た感じですね。

以前のこと、僕の家の筋向かいに一人暮らしの老人が住んでいて
うるさいことでは近所でも有名。
自分の家の前に見慣れない車が停まっていると、すぐ警察に通報する。
そのたびに警官がやって来て、これは駐車違反でも何でもないから警察としては何もできない、と説明していたようです。
ある時など僕が自宅の庭のそばに車を停めて(そこは駐車禁止)手早く大きな荷物の出し入れをしていたら
またまた警官がやってきて、近所から苦情が出てるからできるだけ早く車を動かせ、
誰からの苦情かは言わなくてもわかってるよね、と苦笑しながら言い、
僕も 「お役目ご苦労さん」 と笑いました。

そのうちその老人の姿を見なくなり、新しい家族が引っ越してきました。
聞くと老人は死んじゃったそうです。
そのおかげで近所中がほっとしたのは残酷な事実。
自分の死を喜ぶ人などこの世に一人も居ないように
僕も善行を続けなくちゃ。

2015/09/17 [September30] URL #MAyMKToE [編集] 

*

>September30さま
ほんとにねぇ。家を乗っ取るなんてどうやったらできるのか、想像もつきません。やっぱり精神的にちょっと問題があるのかもしれないですね。

真面目な話しですが、実はこの地区は狭い集落なのに1000年も前から続く集落ですが、そのせいか同性の家があまりに多くて、普段は屋号で話しをしないと通じないところでもあります。それと同時に、日本でも特別に自殺者(精神的、肉体的な異常者も)が多い地域でもあるんです。

その割合の異常さに、どこかの大学と医学関係の人が調査をしたこともあるんですが、自分たちが越して来たときに挨拶に行った家の人も、私達が入る家の元の住人がどうなったのかは知らないらしく、「もう住む人はいない」というと、いきなり「自殺か!」と大きな声を出して驚いたことがあります。

素人の勝手な想像ですが、狭いエリア内で1000年に及ぶ近親関係が少なからず血を濃くしていることが影響しているのかなとも考えたことがあります。
2015/09/19 [川越URL #uvrEXygI [編集] 

* Re: タイトルなし

川越さん、

自殺者が多い?
うーん、それは興味津々ですね。
近親結婚が重なってどこかが狂ってしまったのかどうかは学者に任せるとして
そうやって自殺した人たちの霊が、森の中のそこここに漂って
無心にキノコを探す川越さんの後ろ姿をじい~っと見つめているかも知れません。
その怨念を感じて我知らず背中がゾクッと寒くなった、なんて経験はありませんか?
呪われた家に住む川越さん夫妻が、眠っていて何かが身体にのしかかってくるような
そんな気がして夜中に眼が覚めたことはありませんか?
吹雪の夜など、ヒューヒューと吹き付ける木枯らしの中に女の笑い声が聞こえたり
表の戸をとんとんと叩く者があったりしませんか?
大雪の明くる朝など、外に出ると、小ささな子供の足跡が、玄関まで来てまた引き返しているのを見たりしませんか?

ここまで脅かしても、怪談好きの川越さんには何ともないかもね。(笑)


でも10代の頃読んだ横溝正史の 『八つ墓村』 を思い出していました。
あれは怖かったなあ…
2015/09/19 [September30] URL #MAyMKToE [編集] 

*

>September30さま
(^^)わはは、私はスーパー恐がりなんですが、なぜかこの家はなにもないんですよ。もちろん山に入ると「ゾクッ」とすることはありますけど、今は家宝の斧があるので大丈夫です。

いや、自分も1度だけ(相棒は2度)寝ていたときに、ベッドのわきをスタタタッと走り抜けるなにかの気配で飛び起きたことがありました。うちのベッドは北枕なので、そういうものが通って行くのかもしれませんね。

そういえば、雪の上に3つ足の痕が残る伝説がありますけど、見てみたいなぁ。なぜか山のアヤカシは1本脚だったり3本脚だったりするんですよね。

明日はtravelster(http://travelster.exblog.jp/)のtraさんがツーリングの途中に泊まってくれるので、なにか感じないか聞いてみます。(^^)
2015/09/19 [川越URL #uvrEXygI [編集] 

* Re: タイトルなし

川越さん、

日本の地方に残る古い怪談伝説に強い興味も持つ川越さんが、怖がりだとは夢にも思いませんでした。
僕も子供の頃はすごい怖がりやだったのが(子供はみなそうなんだろうけど)
成長して少しずつそうでなくなりました。
非科学的なことや証拠の無いものは信じない、という面白くない性癖を備えたせいだと思います。

travelster さんのブログ、拝見しました。
文字通り世界中をつぶさに回っておられるのに、感心すると同時にとても羨ましかったです。
その上彼が Biker とくれば、川越さんと気が合うのも当然だとうなずけました。
2015/09/19 [September30] URL #MAyMKToE [編集] 

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