過ぎたこと、過ぎて行くこと  by September30

アメリカに長く暮らしながら日本やヨーロッパを周る著者が、写真と文章と音楽で綴る随筆のようなもの

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September30

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パリは燃えているか

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モンパルナスの秋
Montparnasse, Paris


秋がどんどん深まっていく。
その鎮静な空気の中で、僕の心は嫌でも内へ内へと向かっているようだった。
庭の芝生にぎっしりと堆積した乾いた落ち葉が、冷たい風に吹かれてつむじを巻きながら空に舞うのを眺めながら、「生きる」 ことの無意味さをつい思ってしまう。
こんなんじゃだめだ。 何とかしなければ…

そんな中でパリのテロ事件が起こった。
これは良くなかった。
そうでなくても、濁った沼にはまり込んでしまったような厭世的な気分になっていたのが、さらに深みへと引っ張り込まれたようだった。
このところ、無気力に毎日を過ごしている僕だった。 友人へのメールの返事は書かれることはなく、ブログの更新は忘れられ、締め切りを過ぎた仕事はそのまま放って置かれた。 そして1日中テレビの前でパリからの実況を見ているうちに時が過ぎていく。
こんなんじゃだめだ。 何とかしなければ…


テロ集団 ISIS がアメリカに送りつけてきたビデオを見ると、彼らが次の標的としているのはワシントンDC かニューヨークのタイムズ・スクエアだと明確に予告している。 それがただのハッタリかどうかはもちろん誰にもわからないが、これまでは比較的小規模の集団と見られて、9/11の時のアルカイダほどの高度にシステム化された戦闘力は無いと思われてきた ISIS が、実はそれほど幼稚な集団ではないということが、前回のロシア航空機の爆破で証明されてしまった。
ISIS が発行する英語版のプロパガンダ雑誌には、あのロシア航空機の爆破に使われたものと同じだと自称する爆弾が写真入りで紹介されていた。 ただの小さなソーダ缶である。 旅客機の機内には持ち込めないとしてもラゲッジの中にこっそり忍ばせるのは、これほど簡単なことはないだろう。
ソーダ缶に穴を開けて中の飲料を捨てたあとに、高性能の爆薬を注入して、それに電池式の小さな起爆装置を着けたものと思われる。 時限装置を着けるほどのハイテックなものではない、とアメリカ当局は見ているようだ。 自爆を覚悟で旅行者に紛れ込んだ ISIS のテロ分子が、時を見て乗客席でリモートコントロールのスイッチをオンにするだけ。 それだけで224人の命が一瞬にして空中に散った。

そしてパリの多発テロの数日後、フランスの捜索団がパリ郊外のアパートに ISIS のアジトを突きとめて乗り込んだ。
数人を検挙したが、爆弾チョッキを着た女性の要員はそばにいた一人を巻き添えにして自爆している。 もしこの検挙がなければパリ市内のどこかで次の爆破計画が遂行されたのは間違いない。


こんなふうに次から次へと起こる一連の事件に、ISIS の次のターゲットになっているアメリカ国民の危機感はいやでも高まっているようだ。 彼らにとって幸いなのはアメリカは巨大国とはいえ一応は島国であることだろう。 陸続きのヨーロッパと違って簡単に入国は難しい。 だからこそ、シリアからの何十万人という難民を受け入れるかどうかで、アメリカの議会は大騒ぎになっている。 もともと難民の寄せ集めだったと言っていいアメリカだから、他国からの犠牲者に対しては十分な同情を持つ彼らだけど、そのためにアメリカ自体が危機に晒されるとなると話は違ってくる。 そう、難民にまぎれ込んだ ISIS の侵入を恐れているのだ。


これを書いている今も、パリからのニュースは刻一刻と入って来る。
パリ郊外のアジトで自爆した女性のそばで死んだ男は、ヨーロッパ中の国が捜索していた、今回のパリ多発テロのリーダーだったことが、たった今判明した。 そしてフランス当局が公表した録音には、自爆直前にその女性が 「彼は私のボーイフレンドじゃない」 と叫んだ悲壮な声が鮮明に残されていた。


世界戦争が始まろうとしている。
そんな気がしてならない。





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コメント:

*

これが、アメリカの自作自演だとしたらどうでしょうか。
自害を伴う被害演出だとしたら。
正当な報復という大義名分のための犠牲。

911以来、ニュースを素直に受け取れない自分がいます。
2015/11/20 [micio] URL #O/XG6wUc [編集] 

*

フィギュアスケートの試合中にこの惨劇があって、
翌日の試合が中止になったのだけど、
中止を伝えるために集められた選手の中のフランス選手から、
自然発生的にラ・マルセイエーズの合唱が起きました。
確かこの国歌はかなり好戦的な歌だったと検索して驚きました。
このタイミングで聴くと正に報復の歌。

どんな戦争もきっかけの一番最初は悪ではなく善なのだ。
と誰かが言っていたけど、
では、いつ何が今度の戦いの始まりだったのか?
片方の正はもう片方の悪になるのなら、何をもって審判を下すのか?

恐怖が不信へ、不信が殺戮へと変わることの恐ろしさを感じています。






2015/11/20 [ムー] URL #qiVfkayw [編集] 

* Re: タイトルなし

micio さん、

すべてアメリカの陰謀?
あり得ないと思います。

日本に住む人達には何かあるとそういう陰謀説(Conspiracy Theory) をすぐに持ち出す人がけっこういるようです。
政府やマスコミが信じられない、という態度がそうさせるのだろうか?
アメリカの場合、メディアの情報は信じられると僕は思っています。
ただ、局によって報道のアングルが違うという事は確かにあるようで
そのため幾つかの違う放送を見て自分なりの判断をするのですが
その違いは驚くほど小さいですね。

また、政府や政治も (それが民主党である限り) 信じられるというのが僕の意見。
国民に隠していたことがバレた場合、政治家はとことんまで叩かれるから
その政治家にとってほとんど死を意味します。(ニクソンがその良い例)
その辺が日本と大きく違うところでしょうね。
2015/11/20 [September30] URL #MAyMKToE [編集] 

* Re: タイトルなし

ムーさん、

片方の正がもう片方の悪になる、のは宗教が大きな役割を果たしているのでしょうね。

戦争はもちろん徹底的に大反対だけど、どうしてもやるというならプロ同士(軍隊)でやるべきだ。
それに民衆を巻き込んではならない。

昔、 "Rollerball" (1975) というジェームズ・カーン主演の映画がありました
未来の世界戦争はお互いの殺戮ではなくて
各国のローラースケートのチームによるスポーツ戦が取って代わるという空想映画でしたが、
笑ってしまえないほどの真実味があります。
今調べると、その時代設定が2018年となっているのは感慨深いです。
2015/11/20 [September30] URL #MAyMKToE [編集] 

*

私にはどの情報が事実に近いのか判断ができませんが、過去アメリカの陰謀がいくつもあったように感じてはいます。

今回のパリの件は、日本ではどうも偏った情報が多いように感じていて、コメントがし難いのですが、パリであれISISであれ、非戦闘員が大勢死んで行くのは狂っていると感じます。過去にフランスがやって来たことや、フランス、アメリカ、ロシアの無差別な空爆はテロではないのかと感じるし、パリで亡くなった人とは比べ物にならない市民がシリアへの無差別空爆で亡くなっていますが、それはテロじゃないのか?そして日本では情報としてほとんど流れません。

アラブ諸国の独立はこの半世紀だと思いますが、国境の線引きにヨーロッパの思惑が絡んでいることは確かですし、シリアのイスラエルに対する言い分は間違っていないと感じます。この点では元にあるのは宗教にカモフラージュされた利権的な面が大きいように感じます。

でもイスラエルの問題にはアメリカも関わっているし、きっともっとたくさんの国の思惑もあるんだろうと想像すると、なにが正しくて、なにが悪いのか、判断の基準をどこに置くのか、アンポンタンな自分にはわからなくなって来ます。
2015/11/20 [川越URL #uvrEXygI [編集] 

*

川越さんに賛同します。

私もあんぽんたんなのかつんぼさじきなのか、なんだか釈然としません。
2015/11/21 [たま] URL #6moyDOY6 [編集] 

* Re: タイトルなし

川越さん、

ISIS は Islamic State of Iraq and ash-Sham でそれ自体は国(地域)の名称なのだけど
事実上は過激グループ集団に過ぎず、非戦闘員というのはいません。
またアメリカを含め外国からの参加者も多数にいるので
その点、民族としての純粋性も薄いようです。

無差別空爆は現代の戦争では基本的には無い、というか
それを避けるのが第一条件にはなっている、というのが私の理解です。
ただ、時にはまちがって一般国民が巻き添えになることはあるようで
最近のアメリカのアフガニスタンのクンドゥズ市で、タリバン集団への攻撃でもそれがありました。
まちがって市内の病院を爆破してしまい、19人の医者や患者(子供を含む)と3人の報道員が犠牲となったのです。
これは世界中でもアメリカ国内でもは大変な騒ぎになり
オバマ大統領が苦しい言い訳と謝罪を世界に流しました。
破壊された病院はアメリカが再建すると宣言し
犠牲者の遺族へは慰謝料の形で賠償金が払われることになったようです。
2015/11/21 [September30] URL #MAyMKToE [編集] 

*

そう、ISに海外から参加している人達が多いことは知っています。ただその人達の多くがイスラム教なのか、あるいは目的を持った別の宗教なのかはわかりません。イスラム教の人達は「ISをイスラムとは呼ばないで欲しい」と言っていますね。

ISが、強奪、誘拐、殺人などテロ行為をしているのは知っています。でもいまは「ISはテロリストの絶対悪で、フランスが被害者」というのが前提になっているように感じ、それがどうも素直に受け入れられない気持ちです。テロはもちろん悪ですが、だれがそれを決めるのかという部分です。たとえば戦時中なら敵国を攻撃することにテロという言葉は使わないと思います。

残念ながら今の日本のマスコミを素直に信じることができない自分がいます。これは311で原子炉が爆発してから決定的になりました。海外では違うと思いますが、それでも100%とは思えません。日本よりはずっとましでしょうけど、自分には外国語が理解できないのが残念です。

オバマ大統領が爆撃のミスで謝罪をしたのは知っています。でもいくら正確な攻撃ができるからと、それを100%信じる気持ちにもなれません。もしISのテロリスト達だけが攻撃されているとしたら、なぜ国を離れる人があんなにいるのかと考えてしまいます。

「ISに殺されるから」というのが表向きの説明でしょうけど、むしろ他国からの攻撃によっていつ死ぬかわからないから、違うエリアに移動していると思う部分があります。もちろんそれが全てだとは思いませんが。ともあれ、いろいろな面で難しい問題だと思います。
2015/11/21 [川越URL #uvrEXygI [編集] 

*

選択の余地のない非常時の為、ご迷惑ですがこれは妄想ではなくあなた方にもなり得る事なのです。秘密保護法など前後で、各国大使館に宛てた後ですからこの頃の新聞紙面の情勢と関連しており、故に懸念した通り20年前の1996年7月2日の精神病院への強制入院後1997年8月24日の死に至る経緯が2012年6月14日の三田署の警官の「罪状なくても逮捕できる」この頃の時代を調べてご覧下さい。 妄想で人が死にますか?警察が毎日来ますか。貴方方も逆の立場で一切の孤立無援になった場合、今と同じ状況でおられますか。
「緊急」ですから貴方方にも我々と同じ状態になったとしても一切の責任は負いかねます。
「身の危険」罪状なくても逮捕できる」貴方方も選択や手段を断たれた時、同じ事がいえますか。「カサンドラクロス」生と死の分岐点の中、冗談や妄想は言えない。貴方方にも我々と同じで「将軍たちの夜」の様に容赦ない弁明の余地すらない「死の恐怖」に立たせなければいいのですが。相談の封書内の写真を見比べれば納得すると思います。身の危険」なのです。盗聴された形跡があり朝日新聞の各所に我々の会話や封書の内容が掲載されPCでは禁句として投函できず、外部も同様。「ある筋」という以外常にチェックされ検閲されていた為で字数制限は無関係。詳しくは後程。政府や警察より遥かに影響力がある。我々が拘束や「事故」であればそれが証拠で他に影響を及ぼし兼ねない。「紅の党」「マンガ日本人と天皇」を読めば言わんとする事が解ります。兄の交通事故が1994年。前年の1993年に「ある筋」で世間でも週刊誌で有名です。近年、「OOを中心としたOOの国」といえば解る筈。隣国の公安当局のそれをしているのです。私が危惧しているのは、ISの「日本の首相へ~自ら進んで今回の十字軍に参加した」彼らの無自覚さ故に影響力故、他に災いを及ぼし兼ねない。
2015/11/21 [] URL #- 

* Re: タイトルなし

たまさん、

マスコミが信じられなくなった日本人にとって、真実の追求は当然インターネットへと向かうと思うんだけど
そのインターネットがまた、無責任な意見や一方的な陰謀説に溢れていてますます煙にまかれてしまう。
というのが現状じゃないのかな、と思いました。

僕にはよくわからないけど
日本にいて外国からのニュースを、適当な要約とかじゃなくてそのまま見ることはできないのかなあ。
もちろん日本語の字幕付きで。
2015/11/22 [September30] URL #MAyMKToE [編集] 

*

先週末のニュースは、本当に、気持ちが沈んでしまいました。
自爆した女性は、警察に『お前の恋人は、どこにいるんだ?』って質問されて、彼は、私の恋人ではない。って答えたようです。ニュースでは、ISISは戦闘員に興奮剤を飲ませていることを発表していました。あと、警察犬が亡くなってしまい、このニュースも辛かった。
私達、2005年のロンドンのテロ事件の時に、英国に3週間ほど滞在していて
ちょうど、滞在先の町から、子供達と一緒にロンドンへ行く予定にしていたんです(回転寿司が食べたくなって/ロンドンまでは、40分くらいだったので)私が、寝坊をしてしまって、行きませんでした。本当に、幸運でした。
たとえ、テロに巻き込まれていなかったとしても、交通規制などで、大変だったと思うんですね。そのあと、米国へ帰国するときに、空港のカスタムは、すごいセキュリテイーが厳しく、驚きました。この時から、息子が旅行を嫌がるようになりました。
私達は英国に滞在していたので、9/11を知らないのです。帰国したときに、どこでも、国旗が挙げられていて、あの日から、米国は変わってしまったんだって、つくづく思ってしまいました。我が家のお隣には、ペルシャ人の一家が住んでいて、素晴らしい家族なのですが、ご主人から娘の学友の一人が、彼のお嬢さんに『貴女とは遊ばない。だって、あなたはイスラム教徒だから。』って、言われたことを聞かされて、とても、切ない気持ちになりました。ご主人は、ここの大学の教授で、イラン革命は、留学先のMITの学食堂で知ったって話してくださり、自分達の子供たちには、宗教なんて教えていない。って言っていました。今回のことで、また彼らのような、善良な中東の人間が、差別を受けるのでは?って心配でいます。私の友人には、エジプト人がいて、彼女の一家は、イスラム教徒ではなく、エジプトでは少数派のオーソドックスクリスチャンなんです。無教養な人間が、エジプト人=イスラム教徒=テロリストって、考える人もいて、気の毒になってしまいます。
私は、陰謀説とか、誰の責任だとか、よくわからないのですが、あのブッシュ大統領が『正義と大義』って言葉を使って、ビンラデイーンやフセインを捕まえようとしましたが、あの言葉は、安っぽかった。特にイラク侵攻の時は、ほとんどのアラブの国の人間は、一言『オイルだろう』って言っていました。
テロがどうして起こるのか?深く、考えてみたくなりました。
大昔、イスラムの文化は、大変洗練されていて、知識人が多かったと本で読みました。しかし、いつ頃か、急に文章で、文化を記憶することがなくなったって、ことも、本に書いてありました。
それが、どうしてなのか、知りたくなりました。

September30様、感謝祭がやってきますね。
我が家は、子供達が典型的な米国人の食生活を好まないので、息子のリクエストは、焼き餃子、白米ご飯、豆腐の味噌汁に野菜、娘は、天ぷら、イカフライとサラダ、義父母と主人のために、小さめのターキーを購入して、感謝祭を過ごす予定でいます。
どうか、ご家族と一緒に、楽しい感謝祭をお過ごしください。

2015/11/22 [キャットラヴァーURL #mQop/nM. [編集] 

* Re: タイトルなし

川越さん、

ISIS(日本ではISと呼ばれているようですね) はすでに宗教団体とはいえないと思います。
「ISはテロリストの絶対悪で、フランスが被害者」だと僕は思っているのですよ。
つい昨日は、西アフリカのマリの1都市でホテルが占領されて170人もの滞在者が人質に獲られ
20人が殺されましたよね。
あれはISISじゃなくてアルカイダのテロ行為だと判明したようです。
ISISとアルカイダは同じイスラム圏の過激テロ集団でありながら、
同じ目的を持つ競合相手としてお互いに反目し合っているそうです。
それならお互い同士で殺し合いをやればいいじゃないか、などとつい思ってしまうのは
同じようにあんぽんたんな僕の勝手な言い分かな。


何百万人と言われるシリアからの難民に関しては、どうしても僕に理解できないことが一つあります。
女性子供や老人は別として、ビデオのニュースで見ると若い世代の人が沢山いるようですが
その世代の人達がいとも簡単に祖国を捨てているという事実。
祖国の為に戦うという愛国心はどこへ行ってしまったのだろう?
若いシリア人達をリクルートして欧州連合軍に参加させようとしているんだけど
今のところ、参加を表示したのはごく数人だというのには驚きました。
何百万人の中のたったの数人ですよ!


2015/11/22 [September30] URL #MAyMKToE [編集] 

* Re: タイトルなし

名無しさん、

長いコメントを頂いたのだけれど
恥ずかしい話ながら、僕には何に関して書かれているのかまったく理解できませんでした。
ある程度の知識や情報を共有していることを前提として書かれているようですが、
残念ながら僕にはその知識や情報がまったく欠けているようです。
ごめんなさい。

2015/11/22 [September30] URL #MAyMKToE [編集] 

* Re: 名無しさんも、今年のボジョレー試されたのかしらん

Septemberさん、

名無しさんのコメント、アルコール注入後の僕の文体になんだか似ており、昨晩ボジョレーを空けた後こんなの書いてしまったかなと、しばらくうなってしまいました。

文章の一部をお借り(コピペ)して、検索すると、全く同じ文面が他の方のブログにも投稿されているのが分かり、特にSeptemberさんに充てて書かれたわけではないことが分かりました。以上

例の、"Rollerball" 、1970年代の近未来ものSF、結構好きなんですが、東京に行って日本代表との対戦シーン、何とかならなかったのかな。Breakfast at Tiffany’s のユニオシさんといい。
2015/11/22 [November 17] URL #- 

* 皆様

しっかり自分の意見を書かれていて、感心するばかりです。こんな未熟な私なのでしっかり勉強させていただいております。テロの時間まさにスケートを見るのを中断して、友達にメッセージを送ったらまさに知らない人の家に隠れている最中でした。路上にいたら、乱射された流れ玉にあたるかもしれないからって。夜中の12時半頃でした。でも心配しないでって。心配することは、悪いことしか呼び起こさない、感情は伝染してしまうからっていわれたので、その日は安心してぐっすり寝たんです。
そしたら次の日に何がおこったかさらにはっきりと見えてきて、どんどんフランスだけでなくヨーロッパ、さらにはアメリカ、エジブトと範囲は拡大してゆき、どのニュースをみても不安ばかりがはびこってます。 パリの友達は皆無事でしたが、ドイツの移民に対してのドイツ国民の不安は今が実はマックス。いまEUの本当の意味を試されているような気がします。
2015/11/22 [inei-reisan] URL #pNQOf01M [編集] 

* Re: タイトルなし

キャットラヴァーさん、の

自爆したのはその女性ではなかったのが、新しい遺体の発見で判明しましたね。
それにしてもフランス警察はテロ発生後わずか1週間に800件以上の奇襲をかけて
100人以上のテロ分子を逮捕したというのはすごいです。
フランスの情報網蒐集の優秀さはアメリカのCIAやFBIも一目置いているそうですが
さすがだと関心しました。

EU 諸国は横のつながりが強くなったと言っても、お互いの機密情報を交換するところまではいっていなかったのが
今回のパリや西アフリカのマリ襲撃のあとではさらに緊密な共同体を取るに違いない、と僕は見ています。


イスラム教徒=テロリストと思い込んでいるのは無教養な人間だけとは限りません。
共和党内にもそんなのがゴロゴロいるから、もしその中の一人が時期の大統領選挙に勝ったりしたら
僕はアメリカから逃げ出すつもりです。
といっても、日本に帰ってつんぼ桟敷の政治下には自分を置きたくないし、
それに第一、僕は地震に対して生まれつきフォビア的な恐怖をもっているので恐い。
そして、あれほど好きなヨーロッパが危ないとしたら
いったいどこへ逃げればいいんでしょう? (笑)
2015/11/22 [September30] URL #MAyMKToE [編集] 

* Re: Re: 名無しさんも、今年のボジョレー試されたのかしらん

November さん、

そうか、名無しさんは自分の主張をAK47を乱射するようにばら撒かれていたんですね。
だからといってそれが言葉によるテロだと言っているわけではありませんが。(笑)

"Rollerball" はもう40年も前にみた映画なんだけど、切れ切れのシーンがちゃんと頭に残ってるということは
映像的にも良い映画だったといっていいでしょう。
たとえば主役のカーンがボスのオフィスを訪ねた時に、水晶のようにぶら下がるシャンデリアに触れて
指先が切れて血が出るシーンだとか
東京での対日本戦で、試合開始前に1列に並んだ日本人チームは
全員が不気味に無表情な顔をしていたそのアップだとかね。
あ、それからパーティか何かの途中で
着飾った男女の集団が広い庭園を歩きながら電子銃のようなもので
遠くの立木を撃ち燃やすシーン。あれは美しいと思った。

よし、アマゾンでもう一度みてみよう。
2015/11/22 [September30] URL #MAyMKToE [編集] 

*

>September30さま
アルカイダとISIS(日本ではイスラム国と呼ばれていたように思います)が同じ目的を持っているとは知りませんでした。なぜ共同でやらないんでしょう。目的は一緒でも宗教か思想が違うのかな。この辺は全然わかりません。

そもそもどちらのグループも、どうやって生まれたのかが自分にはわかっていないです。これはSeptember30さんが住むアメリカと違って、まだ現実的にISISとは戦争状態になっていない日本では、パリやその他の地域のことも対岸の火事として捉えていることは否定できません(自分のことです)。

September30さんがいうように、日本ではマスコミが概ね信用できないと感じている人(自分のことですが)は、どうしてもネットから情報を得ることになりますが、そのネットの情報も実に胡散臭いものから、あえてウソを流していると思うようなものまでいろいろです。

もちろんほぼ正確な情報もあると思いますが、どうしても「自分が信じたい情報を信じる」傾向があるので、気をつけるようにしています。

難民については私もなぜそんなに大勢が国を捨てるのか、理解できません。きっとヨーロッパに支配されていた時代に教育を受けられなかった、自分の国としてのあり方を見て来なかった、国よりももっと個人的なことの方がゼッパ詰まった問題と思っている、単純に今よりもいい生活がしたい、などなど、いろいろあるんでしょう。

でもシリアから逃げ出した難民を、欧州連合軍に参加させようとするのは無理があるんじゃないですか?リクルートしてISISと戦わせるんですよね?やはり難民とはいえ、同じアラブの人間とは戦いたくないと思っているんじゃないでしょうか。ということは、ISISが恐くて(憎くて)国を捨てたんじゃないということかな?
2015/11/22 [川越URL #uvrEXygI [編集] 

*

つんぼ桟敷は日本だけじゃないと思います。

というか、情報自体がどれを信用していいかわかりません。

根本的な不信感とでも言うのでしょうか。

だから逆に日本はなかなか前に進めないのかも。
でも、絶対的な信頼もちょっと怖い気がします。

難しい世の中です。

2015/11/23 [たま] URL #6moyDOY6 [編集] 

* Re: タイトルなし

川越さん、

アルカイダと ISIS が同じ目的を持つとは言いきっていいのかはよくわからないけど
両者ともイスラム主義を宗教的、政治的、軍事的に拡張するのに過激なテロ活動によって実践している
という点では似ていると思います。
アルカイダの拠点はアフガニスタンなので、シリアを拠点とするISISとは
地域的に共存できる状態にあるのでしょう。

なぜ共同でやらないのか?
ご存じのように中近東、ヨーロッパ、アフリカ周辺には無数のテロ集団が存在しますが
主義主張がそれぞれ違うのだろうし利害関係もあると思うので
これらが一つにまとまるというのはまずあり得ないでしょうね。

難民については、今よりも良い生活がしたいというような平和時の悠長なものではなく
生か死かのギリギリの状態から逃げ出したという感じが僕には強いです。
難民の受け入れは、ISIS の侵入を恐れるのはよくわかるので
まず女性、子供、老人は無条件に受け入れるべきじゃないか、と思ってるんだけど
といっても女性のテロ分子もいるわけだから、ここでも問題がある。

アメリカの場合、一人の難民を受け入れて法的に保護下に置くためのプロセスに
早くても1年半かかる、と見ています。(なぜそんなに長くかかるのかは不明)
それが何十万人となると、それに費やす人件費や難民を入れる施設費など
莫大な費用がかかるわけで、それをどこから出すか?
国民が税金の形でそれを払うのか?
など、あとからあとから問題が出てきそうです。

あーあ、嫌になります。

2015/11/23 [September30] URL #MAyMKToE [編集] 

* Re: 皆様

inei-reisan さん、

もともと政治的関心に薄かった僕でさえ、否応なしに巻き込まれてしまったほど
緊迫した危機感を感じているこの頃です。
アメリカに住んでいてさえそれだから
欧州人にとっては大変なことになりましたね。
解決するにはやっぱり戦争しかないのかなあ。
2015/11/23 [September30] URL #MAyMKToE [編集] 

* Re: タイトルなし

たまさん、

後進国は別として
日本ほどの大国(?)の国民がつんぼ桟敷に置かれているのは他に例がないんじゃないかな。

思うに、日本人の性格として
家族の面倒を見て養うのは家長の責任であり義務であるという観念が日本人には強く
いろいろ問題が起こってもそれを女房子供に伝えて余計な心配をさせないようにと
家長一人で問題に取り込んでしまう。
(実はそういう傾向は僕自身にも昔からありました。今でもそうです)
それが問題がどんどん大きくなって隠しきれなくなった時に
しどろもどろの言い訳となり、今まで騙していたという形になってしまう。
家長としては権威喪失となって家族には軽蔑される。
もともとは家族のためにと思ってやったことなのにね。

日本の政治を弁護するつもりはさらさら無いけど
何か似たようなものを感じます。


2015/11/23 [September30] URL #MAyMKToE [編集] 

*

>September30さま
政治と家長の話し、こういうふうに考えたことはなかったので面白いです。もっと欲のためにこうなっていると考えていました。

難民の話しはどうすればいいのか、出口が見えて来ないです。日本でも受け入れろ、いやダメだ・・・とやっていますが、日本に来る難民申請はとても難民として受け入れられないような内容が多いようです。

でも申請すればその判断が出る3年間(アメリカの倍ですね)は住んでいられるらしく、その申請がダメでもすぐに再度申請すればさらに3年は滞在できるらしく、その繰り返しで日本に居続けることができるのが今の日本で、これは民主党がやったことのようですが、これもなんとかしてほしいと思っています。

今回の記事は自分なりにいろいろ考えるきっかけになりました。September30さんのいちいちのコメントもご苦労様です。
2015/11/23 [川越URL #uvrEXygI [編集] 

* アラブ系には気をつけろ、シルブプレ

Septemberさん、

80年代のアメリカ映画にWitness (邦題:刑事ジョン・ブック 目撃者)ってのがありますが、見られたことありますか。映画の大部分はペンシルベニア州のアーミッシュ村が舞台。

事件を解決して、ハリソン・フォード演じるジョン’ブック刑事が村を去るエンディング(ネタバレ、ごめんちゃい)で、アーミッシュの長老がブックに声をかけます、You be careful out among them English。えっ爺さん、今イギリス人には気をつけろって言った、なんじゃそりゃ、イギリス人って悪い人が多いの?

で、アーミッシュの人々が自分たち以外の人たちをEnglishって呼んでるのを知ったのは、しばらくたって、アーミッシュ村がたくさんあるオハイオに来てからのことでした。よって、Septemberさんも、川越さんも、僕も、English?

さて、ニュースでは、パリ同時多発テロ事件の首謀者らしいアバウド容疑者が警察との銃撃戦で死亡したのは、パリのすぐ北に位置するサンドニとか。えっとサンドニ、どっかで聞いたような。

昔、東京発パリ行、フランス語研修ツアーってのに参加したころがあります。参加者は大学生が大半で(僕は中退、無職)、一か月間、午前中アリアンスフランセーズのクラスを取る以外は、事実上観光ツアーの雰囲気でして。

憧れのパリ、ドゴール空港に着いてから、宿舎に行くまでのバスの中で、ツアーグループの世話人である、パリ在住うん十年の日本人女性が注意事をくださいました。

ボンジュール、日本からの皆さん。資料を見ると、ほとんどの方はフランスは初めてですね。今晩から、サンドニにある宿舎に泊まっていただきます。実は、宿舎はアラブ人街のそばにありまして、特に女性の皆さん、アラブ系の移民にはくれぐれも注意してくださいね。毎年ツアーのどなたかが、怖い思いをされてます。

宿舎で働いている人を除いて、アラブ系の人から声をかけられても、決して応じないこと。フランス人語でしゃべりかけられても、フランス人とは限りませんよ。慣れていないと、外見では、アラブ系かどうか分からない人もいます。あの、アラン・ドロンだって、アラブの血が混じっていると言われますから。声をかけてきたのがドロンに似ていても、ご用心、ご用心。ついて言っちゃダメですよ。

実は、僕が日本の外に出るのは、この語学ツアーが初めてでして、しかも初日、この注意はインパクトありました、アラブ系には、気をつけろ!あのガイドさん、今も日本からのツアー世話しているのだったら、アラブ系には、ISISが混じっているかもしれないとかもっともっと注意、とか言っているのでしょうか。日本からの大学生さんたち、今日でも、サンドニの宿舎に泊まられているかはしりませんが。
2015/11/23 [November 17] URL #- 

*

Septemberさん

うーん??
うちはそういう夫婦ではなかったので。
あ、でも、父はそうだったかも。

政治やマスコミのツンボ桟敷と??
よくわからないです。
父や夫の立場を経験してないので。
2015/11/23 [たま] URL #6moyDOY6 [編集] 

* Re: タイトルなし

川越さん、

国民のために自分を捧げるという理念を掲げるのが政治家のはずですが
その裏には金銭欲、権力欲、名誉欲などがあるのは日本もアメリカも同じでしょうね。
人間なら仕方のないことでしょう。
ただアメリカの場合、メディアや国民の目が厳しいので
欲のために不正を働いてしまうと、とことんまで追求されてたとえ些細な事でも政治家としての命取りになりかねない。
たとえば、政府の要職にある人が民間の企業や個人から金銭や物品などの賄賂を受け取り
それが発覚した場合、その政治家は間違いなく職を追われます。
賄賂の金額が1万ドルなどと驚くほどの少額でも容赦がありません。
ましてやそれが巨大な額であったりすれば、立派な犯罪として告発され
有罪と決まれは本人は入獄です。

金だけではありません。
キリスト教を根底とするアメリカの社会では
不道徳的な行為にも非常に厳しい。
家庭以外に愛人を持っていたことが発覚して、たとえそれが昔の話であっても
国中の避難を浴びて政界を退くということは、よくある話です。

つい先週のルイジアナ州の知事選挙でも、2人の候補者のうち共和党のV氏が数年前に売春婦を買ったという事実を、
競争相手の民主党候補のE氏に強く指摘された結果、落選しています。
そうでなければ伝統的にガチガチの共和党が議会を占めるルイジアナ州なら
V氏の当選は間違いなかったところなのに。
今日のニュースでは当のV氏は上院議員としての職を退任すると発表しました。
彼の政治生命は終わったようです。

こういう不正事件や不倫事件を、メディアがセンセーショナルに取り上げるのは仕方がないとしても
比較的穏やかに中立的に扱うという点で、僕がふだん見るニュースはMSNBCと限っているのですよ。
CNNも悪くないけど、ちょっと大騒ぎし過ぎるところがあります。
2015/11/24 [September30] URL #MAyMKToE [編集] 

* Re: アラブ系には気をつけろ、シルブプレ

November さん、

昔行ったことのある町が思わぬところで世界中に紹介されたわけですか。
懐かしかったでしょう。
それにしてものび太君がフランス語をやってたとは驚き。
カタコトの英語と流暢な博多弁しか喋らないと思ってたから。

ヨーロッパはどこへ行ってもアラブ系の人が多いのは驚くばかりです。
パリでアパートを借りていた時も、向かいの部屋に空き巣が入りそこの住人や警官と話をしたんだけど
たぶんアルジェリア人の仕業だろう、と警官が言うのを聞いて
おいおい、そう決めつけちゃっていいのかよ、まるで人種差別じゃないかとびっくりして
アメリカの黒人差別と似たような印象を受けたものです。

'Witness' は覚えてるよ。
とくに僕の場合、70年代にペンシルバニア州の田舎に1年ほど住んだことがあって
すぐ近くのアーミッシュの村にカメラを持ってよく訪ねたものです。
子供の写真を撮ろうとすると、とたんに走って逃げるので後ろ姿しか撮れなかったのを覚えてる。
公道を走るバギーを、広大な風景を背景に撮ったショットは悪く無かったと思うんだけど
あの時のネガがどこかに埋もれたままで見つかりません。

2015/11/24 [September30] URL #MAyMKToE [編集] 

* Re: タイトルなし

たまさん、

たまさんのように女性が自分の仕事を持つ場合はたぶん違うのでしょうが
大部分の奥さんが夫の働きに依存しているとすると
その場合、経済的な面だけではなくてすべてに男性が統帥権を握ってる家庭は多いんじゃないだろうか。
でも日本では、奥さんが家計簿を握っていて、ご主人がお小遣いをもらうという話もよく聞くので
僕にはよくわかりません。
アメリカでは家計は夫がやる家庭が多いようです。
2015/11/24 [September30] URL #MAyMKToE [編集] 

* 彼はオハイオから来たアーミッシュだ

Septemberさん、

ほほう、長いおつきあいなのに、僕が(現にこの今も)、まずフランス語か博多弁で考え、それを日本の標準語に訳しながら書いているのを、ご存じないとは。

アーミッシュについて本を何冊か出されている写真家・作家の菅原 千代志さんが、オハイオに来られた際、アーミッシュ村に一日同行したことがあります。菅原さんいわく、映画Witnessによって、多くの人がアーミッシュの生活を知るようになったけれど、ステレオタイプを強調しすぎていて誤解を生んだ部分もあるとか。

僕は日本でその映画を初めて見、深く考えずに楽しんだ方でして。今でも印象に残っているのが、事件解決のためペンシルベニア州のアーミッシュと暮らすようになったハリソン・フォードが、村人と一緒にバギーに乗って町に行ったシーン。

町のガキども(観光客だったかもしれない)がアーミッシュの青年の一人に近づき、アーミッシュは決して暴力を使わないと安心して、顔にソフトクリームを押し付けたりしてからかいます。アーミッシュの服装をしたフォード、かっとなって、ガキの一人を殴り倒してしまいます。

そこに居合わせた、町の観光局(だったか)のおやじが、青ざめて「大変なことになった、アーミッシュが暴力を振るうなんて初めてだ」とアーミッシュの長老に言うのですが、これまた青ざめた長老が一言、「彼は(我々の村の一員ではない、)オハイオ州からきたアーミッシュ(親戚かなんか?)だ」。真面目なシーンなんでしょうが、オハイオの観客が、これ見たらきっと吹き出ただろうな。いや誰でも、可笑しがるかな。

で、話を昔に戻します。一か月間の語学研修でフランス語も上達し、エマニエル夫人とも睦言をかわせそうな気にもなり、フランスの空気が心地よく感じ始めた僕は、日本に戻るツアーの大学生たちと別れ、サンドニ滞在中に購入した自転車に荷物をのっけて、放浪の旅に出ました。(中略)半年後、自転車に乗ったまま、ベルギーからフランスに入ろうとすると、国境で入国を拒まれてしまいます。

「なんば言いようとな、ムッシュー、日本のパスポートがあれば、観光目的ならビザなしで入れるはずばい。数か月前にも、しばらくフランスにおったとよ」

「ノンノン、ルールが変わって、EC(EUの前)加盟国以外の国民は、観光目的でもだめ。入国したいなら、観光ビザをとってから出直せ」

「えっ、そんなの聞いてなかばい。これから、パリに戻ってから、そこから日本に帰らないかんとよ。東京行のチケットだって持っとうばい、ボワラ」

「ノンノン、ビザがないとダメ」

「ビザビザ、言うばってん、そもそもビザって、どこでもらえると?」

「ここからだと、最短はブリュッセルのフランス大使館」

「オーララ、片道100キロは軽くあるばい、自転車じゃあ、往復三日、ちゃっちゃくちゃらー!」

で、今回パリでのテロを受けて厳戒態勢が続いている、ベルギーの首都ブリュッセルまで、ビザをもらいに自転車をこいで行く羽目に。後で知ったのは、僕がスイス、オーストリア、ドイツと回っていた頃、フランス国内のユダヤ人経営のショッピングセンター等で爆破事件が続いた結果、フランスは国境の警戒レベルを引き上げ、それまでビザ免除で入国できていたアメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、そして日本のパスポートを持つ観光客にもビザを取得するよう法律で決めたとか(その後、解除)。

今の僕だったら、自転車をどこかに預けて、鉄道かなんかを使ってブリュッセルか、フランス大使館か領事館のあるほかの街に行くとか、なんか手段を考えたのでしょうが。自転車があるからといって、自転車で引き返すなんて、オーララ(オーバカ)!いや、今でもそうするかな、きっと。

2015/11/24 [November 17] URL #- 

*

たまさんのコメントにうなずいています。

今の日本で女性が結婚後も仕事を持つのはごく普通で、
夫の働きに依存して生きている女性はほんの一部です。
しかも夫がすべての実権を握っている家族なんて私が知る限りでは見たことがありません。
家計を夫が握っているアメリカのほうがむしろ保守的な気がします。

何度も出てくるつんぼ桟敷ですが、
象徴的な出来事を揚げていただくと参考になります。
(念のため、原発事故を蒸し返すのは無しで)
政治的、軍事的な機密事項を隠すのはどの国も当然します。
ニュースにバイアスがかかる程度の事なら、
新聞やTV局による偏りはむしろ健全です。
そもそも「確実な情報」って何をもって言えるのか?
そんなものがあるんでしょうか。

今世紀はテロリストの時代かなと感じています。
大国同士の戦争はどの国も避けようと努力するでしょう。
が、追い詰められたと感じる若い人を押しとどめる知恵が見当たらない。
日本の場合なら外国人ではなく、
現状に不満を持つ日本の若者がよくわかりもせず賛同するのでしょう。
テロは卑劣です。
誤解を覚悟で言えば、空爆も卑怯だと私は思います。
誤爆の謝罪をどうとってみてもです。

矛盾しますが、それでもこの戦いが終息してくれればなんでもしてくれー。
と思う私もここにいるのです。

















どの国でも機密事項は厳重に隠すのが


2015/11/24 [ムー] URL #qiVfkayw [編集] 

*

>November 17さま
November 17さんはサイクリストでもあるんですね。
ベルギーは自転車には優しいから走りやすいでしょうけど(もちろんフランスも)、片道100キロは大変だなぁ。
そういえば昔はパリ〜ブリュッセルなんて自転車レースがあったような。
ところで博多なまりのフランス語ってけっこういい感じかも。
2015/11/24 [川越URL #uvrEXygI [編集] 

*

一番下の余計な一行を消すのを忘れて送信してしまったー。
汚くていやですね、ごめんなさい。
2015/11/24 [ムー] URL #qiVfkayw [編集] 

* Re: 彼はオハイオから来たアーミッシュだ

November さん、

そうそう、のび太君は自転車でヨーロッパ放浪をやったんだよね。
ただその起点がフランス語の学校だった事は、話にその点が抜けていたのかそれとも僕が忘れちゃってるのか。
日本に無事生還したあと、どこかのエロ週刊誌に大きく取り上げられて
その記事も見せてくれたのを覚えてます。

若い頃のそういう放浪ってすばらしいと思う。
自転車というのがまたいい。
そういえばあの小澤征爾さんも若いころヨーロッパ放浪をやったんだけど
彼はスクーターだったね。
僕ならやっぱり車かなあ。というのはペースがずっと早いからそれだけ多くを見れるだけでなく
宿舎が見つからなければそのままどこでも車の中で寝れるから。
でも車じゃ放浪とはいえないか。


2015/11/24 [September30] URL #MAyMKToE [編集] 

* 無知

September30様、
最近、日本語を使っていないので、語彙を忘れてしまっています。無教養よりも無知な人間っていう言葉、表現がぴったりですね。
共産党員には、たくさんの無知な人間がいます。いくら、教養があっても、無知は無知(馬鹿は、馬鹿)。昨日、娘のAP米国史の教師が、生徒達の怠けた態度
政治への無関心(パーテイーや異性への関心ごとばかり考えている生徒がいるらしい)テストの平均点が低く、怒りが爆発、自分の授業に興味のない人間は教室から出て行きなさい。っと言ったそうです。ドナルドトランプ氏は、共和党員でもなく、あんなのは政治家でもない、米国の未来、将来を考えるなら、もっと何が必要なのか、歴史から学べるはずだ。って、生徒達に『喝』を入れたそうです。娘は、ちなみに満点を維持しています。我が家は、週末になると夕食のテーブルで、政治的なことや歴史、サイエンスなど、みんなNYタイムスや英国の新聞を読んでいるので、家族で議論しています。ここのところの話題が、大統領選と今回のテロ事件。
高校の教師にこのように生徒に『喝』を入れてくれる方がいるんですよ。ちょっと、ホッとしています。
これから、テニスに行ってきます。
2015/11/25 [キャットラヴァーURL #mQop/nM. [編集] 

* 乗っているのは、スバル33万キロ号と、たまにカミさん

おやおや、先月Septemberさんの発情記が始まって以来、下品なコメントを続け、落ちるところまで落ちていた野比のび太株が、チャリンコ時代に触れた途端、わずかながらも上昇の兆し。

ばってん、川越さん、残念ながら、もう何年も自転車には触れてもいないとよ。オハイオに学生として来た頃、卒業できなかったら、アメリカに来た証しに学生ビザが残っているうちにアメリカを横断しようとか思案していたのですが、幸いにして卒業、そして(Septemberさんの会社に)就職と続き、実現せぬまま。あれほど好きだったオートバイともすっかり無縁に。たまに川越さんのブログを読ませていただくのですが、僕が諦めてしまったことのいくつかを続けてらっしゃるので、うらやましくもあり、読んでいてちょっと辛いような。

昔、自転車やオートバイで旅行していた頃は、さわやか青春系にもちょっと見えたせいか、ユースホステルとで、朝、発つ前に一緒に写真に入ってと頼まれたりしたものですが。腹も出て、加齢臭漂う今は、全くそんなことありえず。若い女の子たちがいたら、「あっ、マドモワゼルちゃんたち、よかったらオイどんと二輪車しましぇんか」とか言ってしまいそう。

ところで、Septemberさんのご記憶には多少の誤りが。「日本に無事生還したあと、どこかのエロ週刊誌に大きく取り上げられて」ってのは、「日本に無事生還した後、ヨーロッパ旅行記が、正統派自転車雑誌の「サイクルスポーツ」誌に掲載され、それを読んだゲイの読者から、股間のセルフショットフォト入りの手紙をもらった」というのが正。

その方は、自転車に乗って山陽路を西に向かっているとのこと。博多の実家に戻っていた僕は、両親に自転車に乗った人が僕が不在中に訪ねてきても、泊めてあげたりしないようにと言ったり。(実家は、国道三号線からそう遠くないので、当時いろんな人が泊まっていった。)今の僕なら、裏庭にテント張らせてあげるくらいはするかな。自転車旅行って、その日、その日の宿を確保するが大変だしねえ。

小澤征爾さんかあ。何年か前に、劇作家の平田オリザさんが劇団を率いてオハイオ州立大学に来られたことがあります。オリザさんって、16歳で自転車で世界一周をされているんですね、すごいなあ。小柄で、物腰が柔らかくて、全然そんな風に見えない。

Septemberさんの大先輩・寺山修司さん、書を捨てよ、自転車で出よう。青年よ、大尻をちょっとオサワリ。自転車に乗った俳優・火野正平さんの、人生、下り坂、最高―っ。いろんな言葉に励まされる、今日この頃。
2015/11/25 [November 17] URL #- 

* Re: タイトルなし

ムーさん、

「確実な情報」 は何が確実なのかはもちろん誰にもわからない。
だけど信頼できる情報というのはあります。
ことに現在のメディアでは報道には必ずと言っていいほど事実を証明する写真やビデオが付けられるので
疑いようがありません。

その良い例がこのところ大きなニュースとなっているシカゴ警官による少年射殺事件です。
これが起こったのはもう1年も前のことで
17歳の黒人少年が警官に射殺された事件は実は僕は知りませんでした。
警官の言い分では、少年がナイフをかざして迫ってきたので自己防衛のために撃った、ということで
片付けられてしまっていた。
ところが少年の死体に10数発の弾痕があるのは、ただの事故防衛にしてはおかしい、と
検察庁は調査を続けていたようです。
そして事件後1年経った今、その時のビデオが存在することが明らかになり
シカゴ警察に隠蔽されていたそのビデオを提出するようにと法廷が要請した結果、
そのビデオがつい昨日ニュースで全国に流されたのです。
それを見ると
少年は明らかに警官に迫るのでもなければ走るのでもなく、ゆっくりと多方向へ向かって歩いているところを
警官がいきなり発砲して
撃たれた少年がすでに地面に横たわるその身体へ向けて、なんと16発もの弾丸を発射しているのが
はっきりとビデオに録画されていました。

当の警官はビデオが公表される直前に自首をしていますが
法廷では第1級殺人事件として、彼を告発しました。
警官の誤射事件が第1級殺人になるというのはほとんど例がありません。
「最初から殺すという目的をもって行動した」 と告発側は見たようです。

ニュース解説によると
警察側が事実を隠蔽した理由は
明らかに人種差別によるこの「hate」 事件の真相が知れると
黒人市民の抗議デモや暴動にまで発展することを恐れた、と見ています。


日本国民のつんぼ桟敷ですが
日本のニュースにはふだんまったく疎い僕には、例の挙げようがありません。
ムーさんがもう止めてくれというあの原発事件だけが
僕にとっては日本の報道とアメリカの報道の違いを詳しく比較できた唯一の例だからです。
あの例だけで十分です。
2015/11/26 [September30] URL #MAyMKToE [編集] 

*

アメリカにいて、NPRのBBCニュースを聴いていると、他のアメリカのニュースソースでは全く触れられていない国際ニュースを聴きます。単にアメリカ人には国外のことは興味なかろうと取り上げられないだけなのもしれませんが
2015/11/26 [わに] URL #- 

* 紀子さん、逝く

Septemberさん、これはテロともメディア論ともチャリンコとも関係ありません。

感謝祭四連休前の最後の出社日、お昼、弁当食べながら日本のニュースをインターネットで見てたら、伝説の名女優、原節子さんが亡くなったことを知りました。

出演映画リストを眺めると、そうそうたる名監督の作品、やはり小津安二郎作品での出演(紀子という役名が多い)が一番印象深いと書いてあります。

小津作品のよさは見る方がある程度年をとってくるとわかるとよく言わるよう、僕自身もオハイオに来てから、街のアートシアターで小津特集があったおかげもあり、大の小津ファンになったわけでして。

小津特集では、オハイオ出身の映画監督Jim Jarmusch(メンフィスを旅行する若い日本人カップルが出てくる Mystery Train なんか有名)が小津監督について書いている文章のコピーも配布されました。日本に行った際、北鎌倉の円覚寺にある、小津監督の墓参りをした際のことも書かれており、

There is no name on the face of the headstone, no date of birth or death—only a single Chinese character, which Kazuko and Hayao identified as mu. They explained to me that its meaning is philosophical and spiritual, nearly impossible to translate into English.

(小津監督の墓石には、名前も、出生や死去の日付もなく、漢字で「MU」とあるだけだった。カズコさんとハヤオさん(同行してくれた、日本人の友人)は、その意味は哲学的、精神的で、英語に訳するのはほとんど不可能と説明してくれた)

えっ、その、MUって何、気になるなあ、まさかあの「ムーさん」でもないだろうに、、、てなわけで、10年くらい前、一時帰国した際、それを知りたく鎌倉へ足をのばしてきました。寺は、JR北鎌倉駅のそばですぐにわかりました。

参拝費と引き換えにもらったしおりによると、歴史のある、そうそうたる寺らしく、敷地もめちゃ広い。昼下がりで、人はほとんど見かけません。かなり歩き回って、墓地は分かったものの、いったい小津監督が眠っているのはどこ?

すると坂の上の方から、上品そうな年配の女性とお連れらしき中年の女性が歩いてこられます。「すみません、小津安二郎監督のお墓、ご存知ありませんか?」と口に出かかったのですが、お二人は墓参りを済ませた後の、なんとも清らかで高貴な雰囲気で、バックパッカースタイルでカメラをさげた僕は声をかけそびれてしまいました。

で、二人が歩いてこられた方に上っていくと、花と小さなお酒の瓶が置かれた墓石があり、近づいてみると「無」と彫られてありました。ビンゴ、小津監督が残したのは、「無」でした。

手を合わせ、「無」を写真に収め、そろそろ閉門時間も近いだろうと、山門に向かって歩き出したのですが、ふと、「もしかすると、今の二人の年配の方の女性は、往年の名女優、原節子さんだったのでは?」と思いました。顔をよく見たわけではないのですが、上品な雰囲気は、ただのお婆さんではなさそうな。

参拝費をはらった受付のすぐ外に、おそらくお寺で働いている30代くらいの女性がおられたので、「もしかすると女優の原節子さん、小津監督のお墓詣りに来られたりするんですか」と聞いてみました。

するとその女性、ちょっともじもじしながら、「えっ、原節子さん、、、確か、随分昔の女優さんのことですよね。まだ、生きてらっしゃるんですか」と答えました。ああ、もう亡くなられているのかな、「いやあ、さっきすれ違った方がそうだったりしてと、思ったりしたもんですから」と僕が言うと、彼女はそそくさと去っていきました。

北鎌倉駅のホームで、横浜(姉一家がいる)への電車を待ちながら、紀子がこのホームで電車を待っていたのは、どの映画の中だったかなと、ちょっと感傷にふけったり。今日のように、スマホがあれば、ちょこちょこっと、原さんのことをその場で調べたりできたんでしょうが。で、あの年配の女性は?
2015/11/26 [November 17] URL #- 

* Re: 無知

キャットラヴァーさん、

「共産党員には、たくさんの無知な人間がいます。」 と最初に出てきたのでギョッとしてしまったのだけど
そのあとを読んで、ああ共和党員のことだと納得しました。(笑)

トランプがいつトップの座から転落するかと見守っているのに一向に落ちません。
馬鹿な発言で大騒ぎになるたびに、逆に数字が上がっていくのにはうんざりしています。
それだけ彼の支持層と言われる無教育の白人層が、今のアメリカでいかに数が多いかを思い知らされます。
大統領選挙戦はまだまだ先が長いのであまり心配はしてないとは言いながら、
毎日のテレビで彼の顔を見るたびに、嫌な気分にさせられるのは健康に良くないです。

明日の感謝祭のディナーには一族が集まるのですが
いつものホリデーと同じく、政治の話は出さないという暗黙の了解があります。
なにしろうちの一族は半数が共和党なので、うっかり誰かが口火を切ると大変なことになり
以前にそれで大喧嘩になった事があって以来の慣習となりました。

政治というものは、こんな稀に見るような仲の良い一族でさえ
真っ二つに裂いてしまうのですね。
2015/11/26 [September30] URL #MAyMKToE [編集] 

* Re: タイトルなし

わにさん、

そうそう、BBCは僕もよく聴いています。
アメリカは何しろ大きすぎるので、おっしゃるように他国のことにまで目を向けなくても
毎日のニュースには事欠かないようなところがあるのかもね。
それに第一、世界地図にはアメリカ大陸しか存在しないと思っているアメリカ人が
あまりにも多すぎます。
ドナルド・トランプの支持層などがそうでしょうか? (笑)
2015/11/26 [September30] URL #MAyMKToE [編集] 

* Re: 紀子さん、逝く

November さん、

そうか、原節子さんが… とその記事を探したら
実際には9月5日に亡くなられていて、昨日11月25日にメディアに公表された、と知りました。
訃報が2か月半も伏せられていたのはなぜだろう? と不思議でした。
アメリカではこんなことはまずあり得ない。
などと言い出すとまたまたメディア論が蒸し返されそうなので止めておこう。

小津安二郎作品は 『東京物語』 を始めすべて見た(と思う)んだけど
なにしろ僕は10代から20代にかけて、目は外国にしか向いてなくて
フランスのヌーヴェルヴァーグなどにしか興味がなかったので
原節子の映画もまったく覚えていないのは恥ずかしい話です。
ある程度年を取らないとわからない、とのび太君も書いているように
若い僕には印象がそれほど強くなかったような気がします。

その後アメリカに住み始めてから、改めて日本人や日本文化を外から見直すという過程が僕にあった時
外国にいてはそれが思ったようには行かなかった。
日本映画も同じで、今ではもう一度見たい映画はたくさんあるのに
それができないのは残念でたまりません。

北鎌倉の円覚寺で見たという女性は、原節子だったと思ってもいいんじゃないかな。
のび太君が質問を投げた女性がもしお婆さんだったら
「そうですよ。 原節子さんですよ。 毎月1度は必ず参拝にいらっしゃいます。」
と言ったような気がしてなりません。
2015/11/27 [September30] URL #MAyMKToE [編集] 

* 共和党の間違いです。

すいません。共産党員じゃなくって、共和党員です(笑)
今朝も、ニュースを読むとトランプが、ハンデイーキャップを持つジャーナリストを、真似て、バカにしているニュースを読んで、呆れてしまいました。主人と朝のコーヒーを飲みながら、Nazi党も、こーゆう行動から勢力をつけて行ったこと。つまり、『憎しみ』を利用して、あのような悲劇を始めたわけです。トランプは、危険な人物です。
ヒラリークリントンに、是非、勝利してもらいたい!
今日は、感謝祭です。暖かい感謝祭になりそうですね。
どうか、一族の方々と楽しい一日をお過ごしください。



2015/11/27 [キャットラヴァーURL #mQop/nM. [編集] 

* Re: 共和党の間違いです。

キャットラヴァーさん、

稀有のカリスマを備えるトランプの演説を聴くたびに、それに惹きつけられる人がいるのはよくわかります。
ヒトラーを思い出すのは僕だけではなかったようですね。
あるいは新興宗教の教祖が持つ魔力みたいなもの?
そうです。危険です。
2015/11/27 [September30] URL #MAyMKToE [編集] 

*

>November 17]さま
サイクルスポーツ誌に記事が出たんですね。読んでいたかもしれないけど、わからないです。でも昔の彼女が博多の人で、なつかしい言葉の響きです。

ところで諦めてしまったいくつかのことってのはなんだろう?人に羨ましがられるようなことはなにもないと思うけど、自分の感覚と外からの目はまた違うというのもわかります。

きっと自転車に乗りながら、遊んで暮らしているのがひとつ。畑を適当に耕しながら、収穫を喜んでいるのが1つ、薪ストーブを稼働させるのに山に入って木を切って来るのが1つ・・・ってところでしょうか?

現実は別にして、こういうのってけっこう魅力的に写るんじゃないかと思っているのですがどうでしょうか?(^^)
2015/11/28 [川越URL #uvrEXygI [編集] 

* つんぼ桟敷の人々

Septemberさん:恥ずかしながら、「つんぼ桟敷」って言葉、今回の一連のコメント欄で初めて知りました。「桟敷」ってのも、ちょっとピンきませんが、昔のフランス映画のタイトルにこんなのあったような。

(突然)川越さん:でも、その自然体が美しいのです。昔、「北の国から」ってドラマに感動し、原作の倉本聰さんの、「知識と知恵はどっちが大事ですか、理屈と行動はどっちが大事ですか」とか口ずさみ、大学を中退し、牧場で働いたり、オートバイや自転車で国内外を放浪し、自然や知らない人との出会いに感動を求めてたりしたのが、「結局なんのかのと言いながら、わが世の春を謳歌」するような生き方を肯定するようになってしまった自分を、(ブログを拝読するなかで)勝手に顧みたりするわけでして。ところで、「博多の女(ひと)」って、土産用のお菓子があるのですが、甘いものはお好きですか(プレゼントするという意図は全くなく、ただ聞いてみただけ。昔、日本の甘いものをゲットすると、結果的に、よくデイトンの殿さまに献上する羽目に)。

(で、話を戻して)Septemberさん:意味はちょっと違うと思いますが、どこかよその地にいて、突然周囲の人々の行動が変わってしまい、自分には全くなにが起こっている(起こったのか)のか分からない瞬間って、ぞっとしますよね。

(状況一)前述の自転車旅行中、スペイン北西にあるサンティアゴ・デ・コンポステーラって、カトリック巡礼路の終点として有名な街にたどり着いた日のことです。駐車場から、たくさんの人々が大聖堂に向かって歩いているのですが、大した雨でもないのに、ほとんどの人が傘をさすか、フードをかぶっているのです。フランスにいた頃から、そしてスペインに入ってからも、ほほう、日本と違ってヨーロッパの人は雨が降っても傘なんてささないんだなと思っていたのに、この風景。

Por que(なぜ)?今日は、年に一度の「傘の日」かなんか?でも、皆さんなんか小走り気味で、まるで雨に濡れることを忌み嫌っているかのよう。カトリックには自分の知らないことが多いのかしらん???

(状況二) 今月のパリのテロ以降、アメリカでも、空港はもちろん、人が多く集まる場所では、警戒態勢が高まったわけで。近くの映画館でも、入場の際、金属探知機をあてられるようになり。

それでもって、先日、漫画を映画化(アニメではなく、俳優が演じる劇場版)したAttack on Titan (日本語原題「進軍の巨人」)って映画が封切られました。僕はその原作漫画は全く知らないのですが、日本からの新作映画ってことで、見に行くことに。

なんと、超満員。「進軍の巨人」と日本語で書いたシャツや、見慣れないロゴマークが背中についたアーミー・ジャケットを着たファンがたくさん並んでおり、この漫画(アニメ化もされたよう)のマニアが、ここオハイオにもたくさんいることが分かりました。

映画は、音声日本語、英語字幕で始まりました。高い塀に囲まれた城郭都市でくらしている人々(みなさん、名前だけは西洋風ですが、、日本の俳優が日本語で)。ある日、突然塀を破って巨人たち(外見は極めて醜悪)が中に入ってきて、建物を破壊し、次々に人間をつかみ食べていく。人間たちは、巨人を倒すよう軍隊を結束し(これが、あのロゴマークか)、作戦を練り始める。ふむふむ、なんかありきたりの展開。

映画開始後、約40分くらいして、突然、映画館の中が異様な雰囲気に。観客は一斉にざわめきはじめ、立ち上がる。スマホをONにして、高くかざす人々。出口に駆け出していく人も行く。映画は何事もないように、進行中。What is going on(何が起こっているの)?

数年前のコロラドの映画館で、観客の一人が武器を取り出して発砲し始めたって事件が、一瞬脳裏に浮かびましたが、そんな狂人も巨人もここにはいない。それとも映画の中で、僕は何かを見逃したのか?「進軍の巨人」ファンならだれでも知っている、決まり事でもあるの???

以上、思いついた例を二つあげてみました。で、Septemberさん、昔さんざんお世話になったお返しに、何が起こったのか懸賞つきクイズにして差し上げようかとも思ったのですが、もったいぶるほどのものでもないので、ネタバレをどうぞ。

(一)1986年5月。チェルノブイリ原発事故の後の、最初の雨。スペインの西の果てで、原発からはかなり離れているのですが、最初の雨にはきっと放射能が含まれていると信じられていたようで。僕はそんな大事故があったことも知らず、雨の日も自転車で走ってました。

(二)映画は日本語音声で進行中なのに、とつぜん英語字幕だけが機能しなくなったのでした。つまり出てくるのは同じ字幕。僕は、字幕を読んでなかったので、しばらくの間は全くそれに気づかなかったわけです。後日知ったのは、全米一斉封切りのその日、どの映画館でも同じ現象が起こったそうです。

僕のいた映画館では、マネージャーの判断で、映画は終わりまで上映され(一部のファンと日本語がわかる僕は最後まで残り)、鑑賞を途中であきらめた観客には切符の払い戻しと、次回の無料券が配布されました。

パニック中、「誰かこの中に日本語がわかる人がいたら、英語に訳していってくれないか」と叫んだ観客もいたのですが、ストーリーも知らない映画について、400人もの前でその芸当をする自信もなく、僕は腕を組んだまま下を向いてました。もし、即興で同時通訳を買って出てたら、巨人どもから人類を救うヒーローのようになれたかな。えっ、のび太のカタコト英語じゃ無理だって。
2015/11/28 [November 17] URL #- 

*

>November 17さま
「わが世の春を謳歌」するような生き方を肯定する・・・ってのは真っ当な人生を送る方は当然の成り行きと思います。ようは先のことを全く考えられない生き方で、計画性のない行き当たりばったりなイメージがあります。でも振り返って、なんでも思い通りに事が運んでいた時期なんて思い当たらないなぁ。

甘いもの・・・大好きです。自分の周りでは「シュガーイーター」で通ってます。(^^;
2015/11/28 [川越URL #uvrEXygI [編集] 

* Re: つんぼ桟敷の人々

Novemberさん、

川越さんのブログのことはのび太君がちょっと前に
「自分が諦めてしまったことの幾つかを続けている川越さんがうらやましくもあり、読んでいるとちょっと辛くなる」
と書いていたけど、実は僕も同じです。
僕らはライフスタイルに共通点があるせいだろうか?

たとえば8月の記事 「ブログとは何か?」で僕が取り上げたBさんのブログなど
あいかわらず興味深く読んでるんだけど、うらやましいとか悔しいと感じることはまったくないのは
自慢ブログとそうでないブログ、都会生活と田舎の生活、人に囲まれた華やかな世界と雪に閉ざされた静かな生活の差
だけではないようです。
そこには個人生活の人生観や価値観の違い、つまりライフスタイルの違いがあるような気がする。


(状況一)(状況二) ののび太くんの経験は
クイズになってたらもちろん僕にはまったく答えられなかった。
いや、答えに選択肢のあるクイズなら読者にも予想できたかもね。

映画の字幕といえば、
イギリス映画を見る時に僕はよくCC(クローズドキャプション)をオンにして字幕を読まないと
とくにアイリッシュ訛りの強い会話など、何を喋ってるのかほとんどわかりません。
何十年と英語に囲まれて暮らしながら情けない話だと
先日の感謝祭の集まりでたまたまそれを言ったら
義弟のジョージが、それはアメリカ人の自分も同じでCCの字幕をオンにするのはよくあるから心配することはないよ
といっってくれたのでちょっと安心しました。
2015/11/29 [September30] URL #MAyMKToE [編集] 

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パリのテロは衝撃的でした。が、それと同時に、川越さんが書いていらっしゃるように、中東での非戦闘員に対する誤爆や日常的に起きる自爆テロに対する日本を含め西側諸国の関心の低さに対するもやもやした気持ちも湧いてきます。
一瞬にして人の命を奪う理不尽な暴力、という意味においてはどちらも等しく非道な行いです。あまりに多くの人がテロや暴力で命を奪われている現実を前に、呆然としてしまいます。
幸いにも生き延びている私たちにできることは、憎しみを煽られないこと、泥沼の報復合戦に油を注ぐような言動を慎み、知恵を絞って争いの長期化、泥沼化を回避することではないかと思います。
宗教の名を借りただけのISISやアルカイダ、ボコ・ハラムを、本来のムスリムと一緒くたにして欲しくはありません。私のムスリムの友人はみな合理的でユーモアのセンスに溢れた温和な人です。もちろんムスリム全員が善人というわけではないでしょう。が、それはカソリックもプロテスタントも同じこと。人は理解できないものを恐怖、脅威としてとらえがちです。
歴史をひもとけばヨーロッパと中東とは絶えず互いに侵略したりされたりしてきたわけで、そこに植民地支配、冷戦、オイルをめぐる利権争い等々の現代の問題がもりこまれ、もはや誰にもこのこんがらがった糸をほぐすことはできないように見えます。
が、どちらかが死滅するまで闘い続けるよりないのでしょうか。それを回避できる手立てはないのでしょうか。無力感に襲われながら、今日もニュースにため息をついています。

「戦争大好きなアメリカ」という認識は、実際にベテランに接しその身体にふれると払拭されます。ベテランたちの体がいかに固く、こわばっていることか。肩や背中、腕の異常なまでのこわばりは、爆風や振動、命の危険に直結するような緊張にさらされ続けた結果です。常に体の前面をかばうように、ベッドに仰向けに寝てさえもぴょこんともちあがってしまう腕、まるで岩盤のように固くなった肩、分厚くなり柔軟性を失った背中に触れるたびに、心を揺さぶられます。国家レベルでは確かにあちこちの喧嘩に顔を突っ込んで戦争ばかりしているように見えますが、戦場に送り込まれるのは常に普通の人ばかりだってことを、忘れてはいけないと思います。
そしてそれら普通の人には家族がいて、彼らの無事を祈り続けていることも。

死んでも構わない命などない、と言いたいのですが、ISISやボコ・ハラムのしていることをジャーナリストのレポートなどで聞きかじると、私も憎悪を募らせてしまうのです。
これこそ奴らの思うツボなのでしょう… こうやって憎悪を募らせ、イスラム教への偏見や差別を助長し、民族や宗教間での対立感情を煽る。そういうやり口なのだと思います。
2015/11/29 [nico] URL #- 

* Re: タイトルなし

nico さん、お久しぶり!

日本から1歩も外に出たことのなかった nico さんが、今年はコロラド州にすでに数か月づつ2度滞在して
しかも来年の1月にはまたやってくるという。
アメリカの住民となることで、アメリカ人のものの見方や考え方など
ただの旅行者には見えないところをどんどんと吸収されたことと思います。
それ以前は日本人の眼鏡でしか見ることができなかったものが
さらにアメリカの眼鏡を獲得することで、いろんな違いが見えてくる。
今日の nico さんのコメントにもそんな3D的な深みを感じます。

とくにアメリカ国内の事件などは、日本では通り一遍のニュースとして伝えられるか
まったく報道されないことも多いんじゃないかな。
アメリカで頻繁に起こる射殺事件など、僕には人ごととは思えず
インターネットで誰でも簡単に銃が手に入る国に住んでいると、日常生活にも不安と恐怖が常にあります。
MSNBC が毎週日曜の朝放映する "Meet the Press" は
ニュースの最前線に生きるジャーナリストを集めて意見を戦わせる番組で
アメリカの良心といってもよいと僕は思っているのだけど
昨日はその番組で、国内での一連の射殺事件を「ドメスティック・テロリズム」 と名付けることに
全員が一致していました。アメリカでは今までは使われたことのない言葉です。

というわけで、国の内も外もテロリズムの氾濫です。



「戦争大好きなアメリカ」 というのは外からアメリカを見た無責任な認識でしかないとは
もう nico さんも理解されたと思います。
とくに nico さんの場合、実際にベテラン(復員軍人)の身体に触れて施療をすることで
彼等が肉体的にも精神的にもいかに脆い状態にあるかがよくわかるのでしょうね。
復員軍人の問題は今回の大統領選挙でも候補者達の間で議論点の中心の一つになっています。

ところで
コロラドではもう雪が降ってすごく寒い冬になっているようですね。
あそこでもつい先日、貧しい人達のためのノンプロフィットのクリニック、 Planned Parenthood を
妊娠中絶を悪魔の行為と信じる男が襲撃していますね。
今までも婦人科の医師が何人も、プロライフ(中絶反対)の盲信者に射殺されました。
あのクリニックは、婦人病の治療や産児制限など多くの仕事を抱える中で
中絶の手術などわずか6%にしか過ぎない、というのに
プロライフの連中には、まるで嬰児の殺戮工場としか思われていないようです。







2015/11/30 [September30] URL #MAyMKToE [編集] 

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