
アパートの裏を流れるマイアミ川
画角 180° レンズ 27mm
最近はどういう風の吹き回しなのか、パノラマ写真に没頭している。
それというのはたぶん、以前のぎっちりと家々が並ぶ住宅街から今の住居に引っ越してきて、いきなり広々ととした風景に周りを取り囲まれることになったせいのようだ。 僕の持っている2台のフジのカメラには両方ともパノラマ機能が付いているのに、今まであまり気にしなかったというか、その必要を感じなかったというか、本気で挑戦してみたことはなかった。 それがつい最近になって試しに数枚の写真を撮ってみて即座に、うん、これは使える、と思った。 これが実に憎い機能なのだ。
もともと僕が持っていたパノラマ写真の概念は、別々に撮影した数枚の写真をフォトショップなどを使ってスティッチ(繋ぎ合わせ)してやるというのが常識だった。 これがなかなかうまくいかない。 しかも各写真の繋ぎ目を完璧にするためには、まず三脚を使うという必須条件があるから、ふだんでも旅行でも三脚を持ち歩かない僕はまずそれで失格となる。 それでも旅先では失敗を覚悟で手持ちで撮影をしたことがある。 南フランスのカマルグ平野に立った時とか、マルセーユではノートルダム寺院の丘の上で。 ヴェネツィアでもそうだったしバルセロナのランブラス通りの大混雑の中でもパノラマを頭に置いて写真を撮った。 しかしどれも満足のいく結果とはならなかった。 フォトショップで時間をかけて繋ぎ合わせるのだが、手持ちで撮影した数枚の写真を完璧にスティッチするのは不可能に近いことを発見してからは、いつのまにかパノラマを敬遠するようになっていた。
それがこのフジのパノラマ機構ではいとも簡単に易易とできてしまう。
1. まず画角を180度と120度のどちらかを選ぶ。
2. 手持ちのままぐるりとカメラをスィープするその起点を右にするか左にするかを指示してやる。
3. 露出を決めてシャッターを切る。(ボタンを押し続ける必要なし)
あとは、パシャパシャと連続してシャッターが切れる音を聞きながらカメラを動かしてやればよい。
このカメラを動かす速度というのがちょっとクセモノで、早すぎても遅すぎても途中で〈撮影失敗〉の表示が出てくるが、数回の練習ですぐにコツがのみこめる。 そしてあとは自動的に合成されて完璧にスティッチされた画像が出てくる。 素晴らしいじゃないか!
こうしてできあがった合成写真は、当然ながら画像の横の長さが 8000 ピクスル、ファイル容量が90 MBとわりと大きなファイルになる。 ブログのような小さな画面で見てはその圧倒感が伝わってこないのは残念だ。 これからはこのパノラマ機能をどんどん使うだろうという予感がする。
もともと僕が持っていたパノラマ写真の概念は、別々に撮影した数枚の写真をフォトショップなどを使ってスティッチ(繋ぎ合わせ)してやるというのが常識だった。 これがなかなかうまくいかない。 しかも各写真の繋ぎ目を完璧にするためには、まず三脚を使うという必須条件があるから、ふだんでも旅行でも三脚を持ち歩かない僕はまずそれで失格となる。 それでも旅先では失敗を覚悟で手持ちで撮影をしたことがある。 南フランスのカマルグ平野に立った時とか、マルセーユではノートルダム寺院の丘の上で。 ヴェネツィアでもそうだったしバルセロナのランブラス通りの大混雑の中でもパノラマを頭に置いて写真を撮った。 しかしどれも満足のいく結果とはならなかった。 フォトショップで時間をかけて繋ぎ合わせるのだが、手持ちで撮影した数枚の写真を完璧にスティッチするのは不可能に近いことを発見してからは、いつのまにかパノラマを敬遠するようになっていた。
それがこのフジのパノラマ機構ではいとも簡単に易易とできてしまう。
1. まず画角を180度と120度のどちらかを選ぶ。
2. 手持ちのままぐるりとカメラをスィープするその起点を右にするか左にするかを指示してやる。
3. 露出を決めてシャッターを切る。(ボタンを押し続ける必要なし)
あとは、パシャパシャと連続してシャッターが切れる音を聞きながらカメラを動かしてやればよい。
このカメラを動かす速度というのがちょっとクセモノで、早すぎても遅すぎても途中で〈撮影失敗〉の表示が出てくるが、数回の練習ですぐにコツがのみこめる。 そしてあとは自動的に合成されて完璧にスティッチされた画像が出てくる。 素晴らしいじゃないか!

川沿いの散歩道
画角 180° レンズ 27mm
画角 180° レンズ 27mm
こうしてできあがった合成写真は、当然ながら画像の横の長さが 8000 ピクスル、ファイル容量が90 MBとわりと大きなファイルになる。 ブログのような小さな画面で見てはその圧倒感が伝わってこないのは残念だ。 これからはこのパノラマ機能をどんどん使うだろうという予感がする。

スポンサーサイト