
彫刻?
これはたぶんストリート スカルプチャと呼ぶべきものだろう。
鮮やかな黄色と背後のアービーズの赤い屋根との対比が、くすんだ風景の中でおもしろい効果をあげている。
アービーズといえばローストビーフのサンドイッチを食べさせるファーストフードの老舗なのは誰でも知っているが、ローストビーフを美味しいと思わない僕はついぞ入ったことがない。 だいたい僕はジャンクフードを断固として拒否する健康オタクでもなんでもないから、バーガーキングの分厚いハンバーガーなど時々無性に食べたくなると、女房の軽蔑のまなざしを背に受けながらつい食べに入ってしまう。 時々食べるとあれは美味しい。
ところでこのアービーズの発祥地はオハイオ州だと知る人は少ない。
1980年ごろ、日本へ進出したアービーズは全国主要都市に店舗を構えたにもかかわらず、その後なぜかすべてを撤退している。 ローストビーフという料理は日本人の舌には合わないのだろうか?
発祥地がオハイオと言えばコンビニのローソンがそうで、小さな牛乳屋から始まったこの店は現在では日本中を制覇しているらしい。 それなのに何故なのか? アメリカではあの懐かしい Lawson の店舗は町から完全に姿を消してしまった。

ひと夏の情事
あてどなく歩いていてこのバーの前を通りかかる。 そしてハッとする。
ひと昔もふた昔も前、人妻との短い情事。 人目を逃れた逢引の場所がここだったのを思い出した。
裏の駐車場に停めた車の中での窮屈でぎこちない、そして激しい性の交わり。
あの時はお互いを必要としたと思っていたのに、あれは何だったのだろう…
(続)
ブログランキング→

スポンサーサイト